感謝を込めてー皆さんの好意で生き延びました。 9月6日 [闘病日記]
感謝を込めてー皆さんの好意で生き延びました。
初夏に市役所へ電話して、事情を詳しく話した時、言われた。「では、こちらに来てもらって手続きを、、、」役所関係で買い物に行ってくれる人ーいるそうだが、担当者にそう言われ、そのサービスは受けられなかった。
それから3ヶ月。寝たきり。2ヶ月に1度、病院へ行く以外、ずっと自宅で寝ていた。体力も気力もなく、外出はできない。おまけに、この夏は猛暑。5分歩いたら倒れる。
ただ、最初の月は友人が車で、毎週スーパーに連れてくれた。が、彼も仕事が多忙になり来れなくなった。ネットの買い物サービスもあるが、脳梗塞で文章が読めず利用できない。
「どうしよう、、、、このままじゃ、飢え死にするな、、でも、買い物に行く体力がない、、」
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スーパーは徒歩30分。おまけに猛暑。田舎町に住んでいるので、近隣に友人もいない。都内の友人たちは会社。無理して来てくれた友もいたが、毎週来てもらう訳に行かない。次第に冷蔵庫がカラに近づく。悩んでいると、あるfb友達がメッセージをくれた。
「失礼でなければ、食料を送りたいんですけど」
そして数人の方から、ダンボール箱いっぱいの食料。何人もから届いた。1人のお見舞いが無くなる頃に、また別の方から食料が届いた。毎回、涙が溢れた。もし、その中のお1人でも欠けていたら、数週間、食料なしとなっていた。
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こんな僕のために。。。多くが、お会いしたことのない方々。多くの方のお陰で、この3ヶ月。生き延びることが出来た。もし、その人たちの援助がなかったら、どうなっていたか分からない。元気になったら、お礼せねばならない。でも、その中のお一人、こう言う。
「そんなことより、元気になったら、また素敵な映画を撮ってください。それが一番嬉しいです」
また、涙が溢れた。改めて多くの人に支えられていること、痛感した。必ず元気になって、新作を完成させる。皆さん、ありがとうございます。復活まで、もう秒読み。感謝しかありません。
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