「何で僕がこんなことに、、、」と嘆くーいや、むしろ僕は幸運なのだ。 9月4日 [闘病日記]
「何で僕がこんなことに、、、」と嘆く[?]ーいや、むしろ僕は幸運なのだ。
ある医療関係の方。こんなコメントをくれた。「監督は凄い。両目共に半分しか見えなくなり、生活に支障を来たしている。なのに、ブログを読んでいると前向き。病状を冷静に見つめようとしている」と褒めてくれた。
いえいえ、結構、弱音も吐いている。ただ、僕の場合。こんなふうになったのは自身の責任。18年間。映画撮るたびに8人分の仕事。そのことで3千万の製作費で、4ー5千万の映画を作って来た。体が壊れて当然。自業自得だ。
それも指示されたのではなく、自分が本当に作りたい映画を作るため。素晴らしいキャストとスタッフと共に撮影した。結果、体が壊れて障害を持った。誰も恨むことは出来ない。全て自分が選んだことだ。
幸運にも、手足と言葉の障害はない。目も半分見える。あの大島渚監督は同じ病気で引退した。僕はまた、映画を作れる。こんな嬉しいことはない。嘆くよりも、感謝の気持ちを持ちたい。
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2023-09-04 07:24
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