60歳になるまで「いい映画を撮れれば死んでもいい」と思ってた。8月22日 [闘病日記]
60歳になるまで「いい映画を撮れれば死んでもいい」と思ってた。
今回、再起不能になる可能性があり、半年近くも寝込んで気づいた。「長生きして、少しでも多くの良き映画を作ることが大事」と。これまでは毎回遺作と思っていた。自分のギャラを最低限まで下げて、その額を製作費に回した。
貯金なんて出来ない。でも、そのことで予算以上の映画を何本も作れた。3作目以降は全て依頼作品。すでに8本の映画を監督している。作品をスポンサーが気に入り、「次回作は1億円で」という話もあった。
残念ながらその社の都合で、実現はしなかったが。コロナ禍でも2本監督。ただ、これまでと同じスタイルではダメ。次は間違いなく再起不能になる。考えねばならない。
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