莫大な宣伝費だけで、映画はヒットしない=が、ある程度の額は必要。−7月23日 [「沖縄狂想曲」]
莫大な宣伝費だけで、映画はヒットしない=が、ある程度の額は必要。
その昔、角川映画では映画界ではあり得ない戦略をとっていた。「人間の証明」の製作費は10億円。その宣伝費に同じ10億円を投入したのだ。口コミでヒットする時代の終焉、と言える。
社長であった角川春樹さんの凄いところ。映画界では出て来ない発想だった。それ以降、映画界は大宣伝が主流になる。ところが、宣伝の割には中身がない大作も多く、近年は大宣伝してもヒットしない映画も多い。
とは言え、全く宣伝しないで、口コミだけでヒットすることも、あり得ない。それなりの宣伝費は不可欠。テレビ宣伝は費用がかかる。が、それなりの額での宣伝方法もある。額が上がれば、より多くの観客に映画を伝えられる。それがヒットするかどうか?を決める。
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