死んだ後輩監督の言葉=今も忘れらない。 [「沖縄狂想曲」]
死んだ後輩監督の言葉=今も忘れらない。
40代の後輩がいた。僕の映画監督デビュー作「ストロベリーフィールズ」を見て号泣した奴。当時、僕は「デビュー作は遺作!」と言いながら全力投球。彼に「そんなこと言わずに、何本も映画撮ってくださいよ〜」と言われていた。
アパートが近所で、最寄りの餃子屋で飲んだことがある。それ以来、よくメール!「また、餃子行きませんか?」「そろそろ餃子はどうですか?」と連絡が来た。
そんな彼が監督デビュー。映画が公開された。だが、その直後に亡くなる。映画を撮るためにいくつもの仕事を掛け持ち、心臓が弱っていたのだ。「デビュー作は遺作」になった。それは俺が言ったことだろ..... 。
彼と同じように、僕も働きすぎで、心臓を悪くして倒れた今。思い出すのは彼の言葉。「そんなこと言わずに、何本も映画撮ってくださいよ」その言葉を噛み締めて、これからも映画を撮り続けたい。
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