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(お知らせ)脳梗塞で監督業引退ーもありえた。その意味を考える? [闘病日記]

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脳梗塞で監督業引退ーもありえた。その意味を考える?

気づくと、もう18年。映画監督業を始めてから、そんな年月が流れていた。無茶の連続。年齢も60代を超えた。就職もせず、結婚もできず、映画作りを続けて来た。その18年間のツケ。今になってやって来た。脳梗塞に心臓疾患、喘息まで。監督業の戦いで体がボロボロになっていた。

監督だけではない。プロデュサー、脚本、宣伝、他の仕事も入れて7人分の仕事。毎回こなした。映画が完成すると毎回、過労で倒れて数ヶ月寝込んだ。医者には「過労死しするよ!」と叱られた。それが現実になり、心臓が壊れ、脳梗塞を湯発、脳の一部が死んだ。

右目が三分の一、失明。心臓機能が20%まで低下。喘息で呼吸困難。この数ヶ月。本当にヤバかった。脳梗塞はあの大島渚監督を引退に追い込んだ。僕も手足が不自由になり、話が出来なくなってもおかしくなかった。

今、体のあちこちが壊れ、かなり不住している。だが、また映画を撮ることは出来ぞうだ。これは神様からのメッセージなのだろう。「無茶を続けると、監督業を引退することになるで〜。後の人生を半身不随で暮らしたいんか?」そんな警告だったのだろう。

神様は信じないけど、あのまま行けば監督業引退ーだけで済まなかった。走ったり、叫んだり、文章を書いたり、することもできなくなっていたかもしれない。めっちゃ厳しい警告だ。でも、そのくらいの目に合わないと、僕は注意を聞かない。

今年でなんと62歳。気分は未だに17歳なのに。あと、12年は映画撮れるように健康には気をつけよう。沖縄問題。原発。伝えねばならないことがある。そんな仕事があるので今回は、神様が守ってくれたのかもしれない。「次はないで〜。きいつけや〜」と言いながら。神さん。分かった。そやから、もう少し頑張るで!見た人が元気になる映画撮るで〜。



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