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これが戦争だ。ーという言葉では弱すぎる沖縄戦の過酷 [再掲載]


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「ドキュメンタリー沖縄戦」とても評判がいい。見た方のほとんどが「これは日本人が今、見るべき作品」「子供たちに見せるべきだ」と言ってくれる。

「戦争はいけない」

と人はいうが、その戦争とはどういうものか?なかなか理解できない。学校の授業ではまるで分からない。NHKの番組でも伝わって来ない。戦争映画を見ると、悲劇というより、勇敢な兵士の物語に思える。近年のスピルバーグの「プライベートライアン」を見ると戦場は凄惨だと感じるが、ある意味で凄惨なのは当然とも思える。

日本の戦争映画になると、

「死に行くものは美しい」という作品さえある。それを見て戦争に憧れる若い人もいるだろう。結局、戦争とはどんなものか?が伝わらない。そこで沖縄戦を考えた。悲惨な戦争と聞いていた。でも、戦争は悲惨なものだ。殺し合いだ。だが、沖縄戦はそれ以上だった。戦争を超えている。地獄という言葉でも弱いくらいだ。

50年も生きてきて、あれこれ聞いたり見たりしてきて、これが戦争だと痛感した。兵士が殺し合うだけではない。住民が殺されるだけでもない。味方の兵士が住民を殺し、食料を奪う。兵士が住民に子供も殺せ!と命令する。兵士が住民に自決を命じる。親が子供を殺す。信じられないことの連続。それが沖縄戦。それが戦争なのだ。

だから、見た人はいう「日本人が今、見るべき映画だ」と。そして戦争だけではない。歴史だけではない。日本の未来と世界が見えてくる。子供達の将来を考える機会となる。だから見て欲しい。


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