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映画が歴史を捻じ曲げ、間違った事実を観客に与える=そこにどんな意味が? [「島守の塔」疑惑]

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映画が歴史を捻じ曲げ、間違った事実を観客に与える=そこにどんな意味が?

このツイート者「戦争の犠牲になるのは軍人だけでないこと」を映画を見て感じたという。その通りだ。ただ、「どのような状況でも、それ(戦争)に抵抗しようとする人物がいること」ーこれは間違い。この映画の主人公である知事は戦争を推進するため、政府から言われたことをしただけであり、抵抗はしてない。抵抗すれば即左遷。むしろ「住民に釜や包丁を持たせて米軍に突入させる」ことを提唱した人物。

女子供を疎開させたのも戦争をする上で邪魔だから。同時にそれは政府からの指示。どの県の知事もやっている。住民を救いたいという思いではない。それどころか男性の疎開は禁止。14歳から70歳までの住民を徴用。軍人の補助をさせている。戦闘に参加させさる。「どのような状況でも、それ(戦争)に抵抗しようとする人物がいること」という物語ではない。戦争を推進した知事の物語だ。

それを歴史的事実を書き換え、嘘を盛り込み「住民を救うために命を賭けた知事」という180度違う物語にしたのが、この映画である。なぜ、この種の作品を作る必要があったのか?制作サイドは歴史修正主義者ではないのに、なぜ? 考えてしまう。



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