編集における今回の方法論? [「沖縄狂想曲」]
編集における今回の方法論?
「ドキュメンタリー沖縄戦」時はまず、インタビューを編集。その上で挿入する映像を決める。インタビューパートができたら、基本時に系列に並べ、インタビューのないチャプターのための映像を探し、嵌め込み、他のパートと繋いでいく。「乙女たち」もほぼ同じ流れだ。
が、今回はあれこれ考えて、違う方法論であることに気づく。「沖縄戦」はある事件を体験者の証言によって描くので、インタビューが優先されるが、今回は「事件」を描くために「証言」が用いられる。その違いはうまく説明できないが、「沖縄戦」では証言者の人生を描くのに対して、今回は「事件」を描くために証言を用いるという感じなのだろう。
「沖縄戦」は証言の補足をナレーションで行ったが、今回はナレーションで説明する上に、証言でより踏み込んで描くというスタイルなのだ。ま、そう言われてもピンと来ないと思うが、その方法論で進めてみる。そのためにはまずナレーション原稿を書かねばならない。
FINAL CUT Xは優秀でWordに書いた文章をコピーアンドペイストで、映像化できる。「7」はいちいち文章を打ち込まねばならなかったので、Xはとても便利。そうやってナレ原をタイムラインに並べて、後からそこに相応しい映像を探してはめ込む。このやり方が一番、やりやすいと思える。
ただ、そのためにはあれこれ勉強し、正確な言葉を探し文章を作らねばならない。一つ一つの言葉を資料で確認して進めなければならない。なかなか大変。
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