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LA生活最後のアパート。アメリカ暮らしは楽しい! [思い出物語]

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LA生活最後のアパート。アメリカ暮らしは楽しい!

ここは豪華版だった。先に住んでいた小さなアパートと大差ない家賃で超豪華。写真の白い屋上が見える建物全てがアパート。茶色以外だ。ここは2階に入り口があり、まずマネージャーがいるフロントがある。そこを抜けて進むと右側にラウンジ。まるでホテル。ビリヤードができる。小さなパーティもOK。その奥にはサウナとジム。住人は誰でもタダで使える。

それらを右に見ながら進み、ドアを開けて中庭へ。そこにプール。写真のブルーのもの。小さく見えるが、15メートルほどある。夜は泳げないが、日中はいつでも使える。プールを右に見ながら、進み右に入ると廊下。その横にコインランドリー。廊下を進むと右側は僕の部屋。100畳ほどのリビング&ダイニング。ベッドルームが1つ。バストイレ。2人で生活するのに十分。タンス、テーブル、ガスレンジ、コンロ、ソフア、ヒーター全部ある。電気代は部屋代に込。これで当時、8万円ほどだったと思う。1人4万円だ。

ここに後輩に日本人と住んだ。1989年9月の帰国まで。この時期になると、もうアパートの契約も英語でできた。生活には困らない。そうそう、パーキングもついている。追加料金はなし。LAは冬もそんなに寒くないし、梅雨もない。車があるので日本食が食べたくなったら、リトル東京まで15分ほど。日本の番組ビデオをレンタルできる店もある。紀伊國屋もあるので本も手に入る。

が、僕が嬉しいのは車があることで、少し遠いユニバーサルシティのシネコン。(シネフレックスオデオン)にも気軽に行けること。ハリウッドは10分で行けるが、駐車場代がいるのと、この時代は少し危険だった。ユニバーサルシティ(スタジオがあるとこ)まで行けば、安全。後、ビバリーセンターやセンチュリーシティのシネコンも行ける。

コンサートも贅沢。小さなライブハウスでレイチャールズやチャックベリーが出演していた。スプリングスティーン、マドンナ、マイケルジャクソン、U2、The Who、ピンクフロイド、ローリングストーンズと、全てLAで見ることができた。ビーチボーイズ、ドゥビーブラザース、デビッドボウイ、デボラハリー、JLフッカー、さらには坂本龍一、渡辺貞夫、まで。

その辺の多くを見たのがこのアパート時代。当時、物価は東京より安いし、車でどこでも行ける。フリーウェイも料金いらない。映画もコンサートもある。日本にいるより絶対に楽しい! そんなLA生活。ま、大学はかなり期待外れではあったが、そのことは以前に書いた。そんな時代、日本はバブル契機となり、経済大国へ。逆にアメリカ産業は不振が続いてジャパン・バッシング。僕も人生の選択をせねばならない時期が来ていた。そんな最後に住んだのがこのメンドクラーク・アパートメントだった。ここは本当に懐かしい。



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