いろいろ作業が続き、一つ終わっても次が待機中? [海外映画祭で上映!]
いろいろ作業が続き、一つ終わっても次が待機中?
ようやく英語版の制作の初期作業が終わった。と言っても第1章が終わっただけだ。つまり、英訳するための台本作りが終わっただけ。僕は上がってきた文字起こし原稿を確認するだけでいいが、その文字起こしをした人は大変だっただろう。映画を見ながら体験者が何を言ったか?それを全て文字にしなければならない。僕も昔はライターをしていて、インタビューした後はテープを聞きながら、それを文字にする。何日も何日もかかる地味な作業だ。
それが分かるので、担当者には頭がさがる。が、結構間違いが多いので、僕自身ももう一度、映画を見ながら、その文字起こしが合っているか?を全て確認することになった。これがなかなか大変。他の仕事を合わせて数週間かかってしまった。さらに英語にしやすい日本語にすることも大事。その作業がようやく終わった。この種の地味な作業がとても苦手。気持ちも暗くなり、息が詰まる。文章を書く仕事なら何時間でもやれるのだが、その意味で文字起こしのスタッフには本当に感謝。
さて「沖縄戦」本日で大阪と茨城の公開が終わる。横浜と京都が間も無く公開。すでに両方の町では公開済みだが、大ヒットで別の映画館が続映してくれることになった。問題は東京だ。交渉中の劇場。なぜ、返事をくれない?! 時間が経つほどに「映画はもう終わったんだよな〜」と見たい人も興味を失うのだ。
その沖縄戦の英語版制作にはまだまだ関わるが、他にもいろんな作業をせねばならない。沖縄戦の勉強も再開したいし、ナチスの勉強も続けねばならない。その両者に大きな共通点があることも分かってきた。そこを突き詰めたい。
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