映画以外のことを何も知らなかった私? [映画業界物語]
映画以外のことを何も知らなかった私?
昨日、ある人に言われて給付金を勉強。申請手続きをした。映画業界は多くの作品がストップ。大変な事態になっている。スタッフのほとんどはフリー。仕事をしなければギャラはもらえない。収入ゼロという人が溢れている。僕はたまたまた給付金の存在を知ったが、知らない友人もいるだろうと何人かに電話かけた。
結果、全員がすでに申請済み。何だ知らなかったのは僕だけ? んーーでもそうだろうなあ。そもそも、日頃から映画のことしか考えてない。給付金のことを知ったのも数日前。(5月1日から申請が始まっているのに)今回だけのことではなく、日頃からこんな感じ。オリンピックも、ワールドカップも、プロ野球も、高校野球も見ない。K1は一時期見ていたが熱狂的なファンではない。
テレビで見るのは報道番組だけ。ディズニーランドも行ったことない。観光旅行も行かない。休みがあれば映画館だ。パチンコも麻雀もしない。海水浴もハイキングも行かない。神社や寺の参拝もしない。一時は桜が咲いた。散ったということも気づかなかった。近所の公園にとても綺麗な花を咲かす桜の木があるのだが、「撮影で桜を撮る」となるまで気づかなかった。まあ、同世代しか分からないと思うがオズマに「オマエハ エイガロボットダ」と言われそうだ。
ライター業をしていた時も編集者に「太田さんは本当に一般常識がない....」と言われたこともある。映画と音楽のことは詳しいが、その他のことを本当に知らない。プロ野球選手の名前も知らない。イチローくらい。ライターは今の流行やスポーツ。イベント。世の中の注目を集める動きを把握せねばできない仕事。その意味で失格だった。「いつも***は映画になるなあ」「この事件をドラマにできないか?」とかばかり考えていた。
それが「青い青い空」では書道を勉強「朝日のあたる家」で原発事故を勉強。「ドキュメンタリー沖縄戦」では沖縄戦。そして太平洋戦争。その辺は詳しくなった。政治の動きやコロナ感染については興味を持ちチェックするが、その他のことに関心なく、生活に直結する給付金も知らなかった。でもまあ、長嶋さんだって野球のことしか考えてないし、そんな人こそ突き抜けているので、ちょっと安心材料?
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