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戦争を知るのに一番いい方法は? 文章より映画?! [戦争について]

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戦争を知るのに一番いい方法は? 

教科書だと文章で「1941年12月、日本はハワイの真珠湾を奇襲。太平洋戦争が始まった」と書かれている。が、それではほとんど何も分からない。日本はどのような奇襲したのか? どんな戦闘があったのか? どんな戦艦や戦闘機で攻めたのか? まるで分からない。当時の写真が添付されていても、スチール写真で分かることは少ない。

本を読んでも同じ。沖縄戦について書かれた書籍をいくつも読んだが、戦場がイメージできない。住民はどんな衣服を着て、どんな表情でいたのか? 伝わって来ない。その点、「はだしのゲン」等の漫画を読むと、いろいろ分かる。日本を爆撃した米軍の戦闘機はどんな形か? 人々はどんな服装で、どんな家に住んでいたのか? 絵による表現はいろんなことを伝えてくれる。

が、漫画も戦場を描くのは難しい。音を伝えることができない。戦車はどんな音を立てるのか? 手榴弾が爆発した時の音は? また、絵よりも映像の方がリアルに伝わる。戦車、戦闘機、空母、火炎放射器、機関銃。人々の苦しみも感じられる。沖縄戦の勉強時もそうだったが、戦争を知るには文章より絵、絵よりも映像の方が伝わりやすい。そう考えて、あの時はまず岡本喜八監督の映画「沖縄決戦」を見た。

そのあとに、あれこれ読めば「あーこの説明があの映画のあの場面か」と分かる。もちろん、映画は監督によってテイストが変わる。日本人は犠牲者だ!という作品にもなるし、「日本人こそが侵略者だ」と描く映画もある。国籍によっても見方が変わる。その意味で戦争を知るには、まず、いろんな国の戦争映画を見ることだと思える。そしてドキュメンタリー。それから書籍。

太平洋戦争を知るなら「トラトラトラ 」「太平洋の嵐」「ミッドウェイ」「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」「ザ・パシフィック」といろいろ見て行くことで分かってくるはずだ。もちろん、その辺は以前に見ている。が、歴史の流れを知った上で見ると違う印象があるはずだ。それをしばらく続けて行く。


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