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本屋で買いにくいのでamazonで購入? でも、嫌われ者に興味があるんだ [戦争について]

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本屋で買いにくいのでamazonで購入? でも、嫌われ者に興味があるんだ

アメリカ映画を観ていると、ヒトラーは悪の権化のように描かれる。もちろん、彼がやったことはその通りなのだが、最高権力者まで上り詰め、国民に支持され、侵略行為まで出来たのは何か秀でた者があったに違いない。が、映画ではただただ、彼を狂気の人として描く。

一つにはアメリカ映画界にはユダヤ人が多く。あの時代の迫害が繰り返されないように、その手の映画を作り続けているということがある。ただ、その中で脚色が進み、事実が隠され、狂気の部分ばかりが強調されている可能性がある。以前、アメリカの猟奇犯罪について勉強した時。残虐な犯人の多くはインテリで、紳士的で、聡明であることが分かり驚いた。確かに行き当たりバッタリでは連続殺人は出来ない。

麻原彰晃についてもいくつか読んだ。あんなデブで長髪の奇怪なだけのオヤジ。巨大な宗教団体ーオウム真理教を作り上げ、サリン事件まで起こせたのか?不思議でならなかった。が、報道では異常性ばかりを強調していた。宮崎勤事件もルポをあれこれ読んだ。が、興味深かったのは本人が執筆した本。「夢の中」。あと、「女子高生コンクリート詰め殺人事件」はドラマ化の脚本を担当したので、かなり調べた。

週刊誌には「野獣のような少年たち」と書かれたが、主犯となった4人は全員がいじめれた経験があった。週刊誌でも、報道でも、凶悪な事件を起こしたものを弁護したり、同情するだけで「そんな奴を庇うのか!」「お前も仲間か!」「被害者の気持ちを考えろ」という感情的な批判が来る。犯人はいつも凶悪で、冷酷で、情け無用でなくてはいけないようだ。その意味でヒトラーも狂気の部分ばかりが強調されるのだと思う。

だが、それでは真実は見えない。そのことで見落とす歴史的事実もあるだろう。そこを知りたくて本人が書いた本を読んでみたい。昔から関心があったが、なかなか機会がなかった。が、今は「戦争」を勉強中。まさに読まなくてはならない。ただ、この種の嫌われ者の本のことをアップすると、やはり無神経なコメントが来る。

ホリエモン、橋下元市長の本を「読んでいる」と書いただけでも「私は絶対に読みません!」というコメントが来た。「読め」とは一言も言っていない。勧めてもいない。また「ホリエモンなんか読むな!」「橋下に傾倒しているのね〜」とか、感情的な書き込みもあった。何を読もうが勝手だし、傾倒している訳でもない。嫌われ者や狂った人。犯罪者に興味があるのだ。

また、極端に嫌う人ほど、嫌う相手のことを知らないということがある。極端に人を嫌う人は自身の心にも何か傷があることが多い。それはさておき、ヒトラーを知ることが、安倍を知ることにも繋がるので読み始める。ちなみに安倍については「安部三代」望月記者の「安倍晋三研究」が面白かった。ただ、望月さんは恨みが募り、感情的に分析している部分も結構ある。ムカつく本人を知っていると客観性を持つのは難しいものだ。


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