「ドキュメンタリー沖縄戦」これまでの作品と何が違うか?=沖縄戦の全貌が分かる作品 [沖縄の現実]
「ドキュメンタリー沖縄戦」これまでの作品と何が違うか?
今回の作品を始まる前にあれこれこれ考えた。例えばNHKスペシャルは良く出来ている。金も時間もかけている。新たに分かった新事実も紹介する。が、NHK関係の友人が言う。
「ただ、新しい作品を制作するのは難しいんだ。沖縄戦を描くにしても新たな新事実が見つからないとゴーサインは出ない。過去に放送したものと違いがないといけないんだ」
その結果、どうなるか? 今、沖縄戦に興味を持ち、どのような戦争であるか?知りたい視聴者がいても、すでに新しい真実が見つからないと沖縄戦を題材にした番組は放送されない。過去の作品の再放送もない。過去に沖縄戦を扱った時の番組はDVDで売られている(1枚しかない)。新事実を紹介するのに時間を費やし、沖縄戦全体を紹介するものではない。それも50分。つまり、NHKスペシャルでは沖縄戦の全貌を知ることができないのだ。
では、他社のドキュメンタリーはどうか? amazonで手に入るものは全て見てみたが、証言なら証言ばかり。記録映像なら記録ばかりと、多角的に沖縄戦を検証したものがない。また専門的になり過ぎたり。
なぜ、初心者向けに沖縄戦の全貌が分かる、見やすい作品がないのか? 学校でもほとんど教えない沖縄戦。そんな状況が沖縄戦をよく知らない日本人を増やしてしまったのだろう。だから、今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」はそれに応えるものにした。分かりやすい。全貌が分かる。これをまず全国の映画館で公開だ。
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