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「ドキュメンタリー沖縄戦」上映会=沖縄のマスコミは関心を持たず?! [沖縄上映会への道]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」上映会=沖縄のマスコミは関心を持たず?!

先日、沖縄を訪れ、出演者の皆さんにチラシやポスターをお渡しした時。とても喜ばれ、宣伝するよ!と言って頂けた。が、帰京し宣伝会社が完成披露上映会@沖縄の告知や情報発信をマスコミ関係にしても、ほとんど反応がない。

「取材したい」と返事が来たのは1社だけ。その前に東京のマスコミにもプレスリリースしたが、反応はゼロ。これはまだ分かる。沖縄の上映だから、遠い場所での出来事だから関係ないと言う発想だろう。

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それが地元沖縄でまさかの1件。どう言うことなのだろう? 毎年、6月23日、沖縄の終戦記念日と言える慰霊の日は公休日であり、皆が仕事を休んで当時を悼む日だ。そんな県民性がある。ニュースでも新聞でもその日は沖縄戦一色。

それが県外の団体が沖縄戦を伝えるドキュメンタリーを製作。那覇市の中心にある、県庁前にある大きなホールで無料定慧会をすると言うのに、その情報を発信しよう!と言うマスコミが1社しかないとはどう言うことだろう?

沖縄戦の記録映画なんて見る必要はないと言うのだろうか? もし、「どうせいい加減な作品だろう?」と思ったとして取材してみたい。何か今までとは違う描き方をしているのではないか?と関心を持ちそうなものだ。が、問い合わせさえない。慰霊の日は恒例の行事だから、毎年取り上げるが、それ以外では沖縄戦はもう過去の出来事。県民は興味を持たないと言う判断なのか?

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県民でない僕でも、どんな形であっても繰り返し沖縄戦の事実を伝えることこそが大事。先に起こったチビチリガマを荒らした少年たちの事件。あの場所がどんな場所であるか?彼らは知らなかったと言う。沖縄でも沖縄戦を理解していない若い人が増えており、どう伝えていくか?が教育者のテーマだと言う話はあちこちで聞いた。が、マスコミはその努力を必要と思っていないのか?

広島の原爆。多くの人がその悲惨さを知り、毎年夏になるとそれを思い返す。映画になり、漫画になり、ドラマになり、繰り返し伝えている。だからこそ、多くの人がその悲劇を忘れない。対して沖縄戦を多くの人が知らないのは映画は2ー3本。漫画はなし。ドラマも少ない。学校教育では駆け足で終わる。

そのために多くの日本人が沖縄戦の詳細を知らない。なら、沖縄のマスコミは何か代わりを探すはずだと思える。が、今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」はほぼ完全無視の状態。信じられない。

「朝日のあたる家」の太田隆文監督作品
予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY

12月9日(月)〜10日(火) 沖縄、那覇市、
パレットくもじ(県庁前)市民劇場
9日 ①午後3時〜 ②6時30分〜
10日 午前9時40分〜 入場無料


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