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「無名監督ではいけない!有名になることは大事」という有名女優さんの言葉?(下) [MyOpinion]

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「無名監督ではいけない!有名になることは大事」という有名女優さんの言葉?(下)

その後、痛感することがあった。例えば映画の宣伝。僕の作品は何億円もかけてCMをバンバン流す映画ではない。が、宣伝することで多くの人に知ってもらい、映画を見てほしいという思いはある。

そんなとき僕自身に知名度があればいろんな宣伝ができる。有名ならテレビ番組で番宣。でも、無名の監督は余程のことがないと呼ばれない。

有名なら多額の宣伝費を使わなくても「あの有名監督の新作」というだけで観客にアピールする。マスコミも取り上げる。知名度があるとは、そういうことなのだ。

京都の町は知名度が高い。だから、宣伝しなくても観光客が殺到する。名もなき地方の町は宣伝しても客が来ない。だから、観光収入を期待する多くの町は四苦八苦している。同じだ。

無名監督が新作を撮ってもマスコミは取り上げない。スタンリー・キューブリックは新作を撮ると「ニュース番組」で紹介された。

そんな有名効果をうまく使っていたのが伊丹十三監督。もともと俳優だし。ネームバリューを生かして宣伝していた。ヒッチコックもそうだ。監督の名前で客を呼ぶ。そのために彼が予告篇にも登場する(サイコ)。伊丹監督はそれを学んでいた(ミンボーの女)。

そう考えたとき、姉さん(?)のいうことは正しいと思えた。が、まあ、簡単に有名にはなれないので、難しいのだが、「知ってもらうこと」「知名度」がとても大切さだということ。痛感する。

それまでFacebookやブログでは自分の顔写真はあまり載せないよにしていた(ビジュアル系でもないし)が、どんどん載せるようにした。顔を覚えてもらうためだ。映画監督を続ける以上、プライバシーが制限されても、覚えてもらうこと。大事だと感じる。

(了)ー2年前の記事からー


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