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日本はこれからどうなるのだろう? その背景と今を解説。致命的な問題はここだ! [MyOpinion]

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日本はこれからどうなるのだろう? その背景と今を解説。致命的な問題はここだ!

昔から疑問に思っていたことが、

この数年でどんどん繋がって行く。高校時代に「何で、こんな無意味な勉強をするんだろう?」と感じていた。英語を10年も学ぶのに英会話のできない日本人。日常生活では使わない方程式や微分積分。年号を覚えるだけの歴史。今の時代に繋がる太平洋戦争をしっかり教えない日本史。ほとんどが無意味。

それが海外留学をしてアメリカの教育に触れ、帰国して映画の世界で働き、原発事故や沖縄戦の映画を作り確信を持った。日本の教育は「優秀なサラリーマンを育成するためのもの」「与えられたことを確実にこなす、文句を言わず、上からの指示に服従するサラリーマンロボットを育てる」ことだと分かった。

英語を学び国際感覚を持つとか、

日本史を学んで過去と同じ過ちを繰り返さないとか、文学を学んで温故知新とかではなく、与えられたことを確実にこなす能力を高め、最終的にそれを大学という尺度で分別。優秀な者から政府の官僚。大企業が取っていくというシステム。その優秀な頭脳によって経済大国を目指すというのが日本国の目的だったのだ。それ自体は理解できるし、その目標は達せられた。日本は一時的に金持ちの国になり、ジャパン・アズ・ナンバー1と呼ばれた。

が、そのシステムには教育のベルトコンベアからハミ出そうとする者を国や学校。さらには親や同級生まで批判、粛清しようとしたことだ。つまり、勉強していい大学に行き、一流会社に入ることこそが何よりも大事で、素晴らしいことをいう思想コントロールも同時に行われていた。

それを実感したのは沖縄戦を勉強した時。戦時中の日本は「教育勅語」ーそう、森友学園で籠池理事長が実践したあれで戦前、戦時中は教育をしていた。さらに「大人になれば兵隊さんになり国を守ることこそが素晴らしい。日本人として大事なことだ」と子供達に刷り込んだ。教育だけでなく出版やマスコミも協力。「戦争は無意味だ」なんて、その方針に逆らう者は「非国民」と呼ばれ、憲兵が来るまでもなく、町内の人たちから批判、粛清された。

戦後の教育もほぼ同じ。

教育のベルトコンベアから外れると「非国民」ならぬ「落ちこぼれ」と言われた。「勉強なんて無意味」と言えば「あの子は成績が悪いから悔しくて、あんなこと言うのよ」と陰口を叩かれた。親、教師、同級生、町内の人たちが挙って説教。「お前は逃げてるだけだ」と諭す。一流大学へ行くと言うと誰もが賞賛。

国や教育機関が乗り出さなくても、国民同士で批判、足を引っ張って教育のベルトコンベアから飛び出そうとするものを連れ戻そうとした。戦前の子供達は「大人になったら兵隊さんになり戦う」と考えたように戦後の子供達は「しっかり勉強していい大学へ行く」のが当然だと考えるようになった。

それは効果を上げて90%以上が大学に進学

する国となり、目標の経済大国になることができた。戦前は国民を総動員して戦争をやり、戦後は子供達を受験戦争に送り込んだのである。いずれも成功。日本人はいずれの時代も国に誘導、操られた。しかし、バブル崩壊。リーマンショック。時代は変わった。もはや、与えられたことを確実にこなす優秀なサラリーマンには舵取りのできない時代。なのに日本は同じ教育を続けロボット人間を量産。20年に渡る不況を続けている。これまでの人材では日本を運営することはできない。

しかし、ロボット人間は考える力がない。

それを利用して、思想コントロール。政権を維持しているのがあの党だ。ただ、彼らにも日本を導く力がない。すでに後進国だ。それでも考える力のないロボット国民の多くは騙され続け、現在がある。気づかない情報を発信したのが、れいわ新選組=山本太郎である。

でも、16年にも及ぶロボット教育を受けて来た日本人が自分たちで考えて行動するのは難しい。いかに覚醒し、立ち上がるか? そして腐りきった支配者を引きづり降ろし、この国の舵取りをする新しいリーダーを選ぶか? それが「令和」時代のテーマだと思えている。


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