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これからの日本人に必要なこと。生き残るために大事なこと? [MyOpinion]

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これからの日本人に必要なこと。生き残るために大事なこと?

「朝日のあたる家」を作ってから、いろんな分野の事情通の方から情報をもらうようになった。そんなお一人。政治経済に詳しい方だが、何年も前から日本の没落を指摘していた。まだ多くの人があのアベノミクスに期待。不況から脱することができると希望を持っていた頃だ。その指摘通りにアベノミクスの失敗は決定的となり、世界中で日本だけが経済成長できず、韓国にも抜かれてしまった。その指摘を何年も前にした方。これからの時代に日本人が生き残る方法をこう話してくれた。

「安定していると言われる公務員も大量のリストラが遠くない将来、行われるし、大企業の生き残りも難しい。むしろ小回りの効く中小の方が可能性がある。そんな時代には、今までの教育では何の役にも立たない。与えられたことしかできない人材は必要とされない。自分で考えることができて、技術のある人間でないと生き残ることはできない。

これからは大学に行くより、別のことを学んだ方がいい。まず、外国語。英語でも、中国語でも、韓国語でも、それが役に立つ。10年間学校教育で学んでも英会話も出来ないようでは無意味。これからは海外とのコミニュケーションが大事。次に技術。私はこれができる!ということが必要。調理師でも、エンジニアでも、何でもいい。誰でもできる訳ではない技術を身につけること」

そんな話をしてくれた。

これまで大学を出ても自分なりの技術なんて持つ人はあまりいなかった。会社に入ってから覚える。教わる。そうして一人前のサラリーマンになる。彼がいうには、もはや企業が給料を出しながら社員を育てる余裕はない。即戦力。すでに技術のある人間を求める。と言う。すでにその動きはあるが、それが加速されるという。

「これまでは大学の4年間。コンパにバイトでよかったが、その4年間に何をするか?何をしたか?がその人の将来を決める」

その通りだろう。映画でも、音楽でも、演劇でも、大学を出てから「さあ、スタートだ」と言うのでは遅い。現在、映画監督として活躍する人たちは大学時代から8ミリ映画を撮り、学校そっちのけで活動していた。音楽だって、当時からバンドをしていた者がプロになっている。芸術分野でなくても、大学を出てから何かを始めるのでは遅いはず。今までそれで通用したことが不思議。

これまでは人と同じであることが大事だった。ランクはあるが、それなりの大学を出ています。と言うと企業は安心して、そこから教育し仕事を教えて行く。が、これからは「人と何が違うか?」英語ができます。中国が話せます。パソコンが得意です。海外ボランティア経験がある。何か人と違う技術、経験があることが選ばれる理由になると言う。

だが、日本では未だに同じことを全ての子供に教える。

初等教育はそれでもいい。しかし、高校、大学と脳が成熟して、記憶力がいい時代に、将来役に立たない勉強をすること自体が無意味。その期間にどんな人と違うことをするか?が大事なのだ。分かりやすく言えば芸能界と同じ。俳優でも、監督でも、歌手でも、同じタイプはいらない。人と違う何ができるか?が要求される。情報通のその方の話を聞いて、そんなこと考えた。


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