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学校の授業ではなく、映画からいろんなことを学んだ。=それが今、仕事に生きている。 [MyOpinion]

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学校の授業ではなく、映画からいろんなことを学んだ。=それが今、仕事に生きている。

映画の仕事をしていると、いろんなことを勉強する。僕の場合は書道、原発、1983年、1989年、沖縄戦。そしてロケする街の風土や歴史。そして自然。そんなことを徹底して調べることが仕事。

高校時代。現国、数学、英語、化学、古典、歴史といろんな科目があったが、どれも興味を持てず、まして英語は教える教師が英語を話せないという現実。歴史も何年に何が起こった。**改革はどんな内容か?というクイズのようで、どれも興味を持てなかった。

学校が終わってから、こっそりと通った大阪の名画座で観た映画。そこからいろんなことを学んだ。「ウディ・ガスリー わが心の故郷」を観てアメリカの歴史を知り「大統領の陰謀」を観てニクソン事件を見つめ「タクシードライバー」を観て、ニューヨークという街を経験する。

実際、映画を作るようになって感じるのは、当時、見た映画。そのことであれこれ調べたり本を読んでいたことが役に立っている。それらの経験や知識がベースとなり、今の仕事のプラスになっている。10代に意味ある勉強をしていれば、もっと役に立つことあったはずだ。

にも関わらず、学校ではなぜ、無意味と思えることばかり教えるのか? その理由はこれまでに何度も書いた。優秀なサラリーマンを育てるのが日本の教育。まるで戦時中。

「兵隊になって国のために戦う!」

多くの国民がそう願ったように、親たちは

「一流大学に行って、一流企業に就職すること!」

それが幸せだと思ったが、それに向いていない子供たちが落ちこぼれていった。構図は同じだ。国策に踊らせれ、利用されているだけ。高校時代はそこまで気づかなかったが、それが受験戦争の背景。だから、若い人には伝えたい。今、真面目に学校の勉強をやっても意味はない。それは

「自分で考えることが出来ず、与えられたことしか出来ない大人」

になるということ。これからの時代に、必要とされているのは

「自分で考えて行動できる人!」

そのためには自分には何ができるか? 何がしたいか? を見つけること。今の10代に伝えたい。大学生活をバイトとコンパだけで過ごしてはいけない。自分ができること。やりたいことを見つけろ!そんなこと伝えて行きたい。


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