「乘ってくれ? haha~」いや、乗ってないぜよー編集作業 [編集作業]
「乘ってくれ? haha~」いや、乗ってないぜよー編集作業
本日は「チビチリガマ」編の作業をしようと思っていたが、「朝日のあたる家」九州上映の話が来て対応。他にもいろいろあって、午前中から作業スタートとは行かず。その他の連絡もあり、編集モードが切れてしまう。「チビ」は巨編なので、集中力が必要。本日は別のパートをやる。
「シュガーローフ」編「首里城陥落」編は証言がないので、比較的楽。それらの作業をする。今回はナレーションがかなりあるので、編集をしながらナレ書きをして、それをテロップにして貼り付けていく。ちょうどカラオケ・ビデオのような感じなる。
それを自分で声を出して読んでみる。テロップが足りなければ長めにして、長ければ短くする。それに合わせて映像も調整。全体的に短くなった。尺を見ると、3時間11分。これなら確実に2時間内になる。
とは言え、このあと加える映像もかなりあるので、引いたり、足したりの作業が続く。あと、構成も変えながら進める。飽きないように証言と記録映像が交互に来るようにしているのだが、長いエピソードの後は短いのが来るようにする。何度も書くが、ドキュメンタリー作家はよく
「これは大事なことを描いているので、多少退屈でも我慢して見なければなりません!」
という思いがあるような気がする。が、それはダメ。学者にもそんな人が多いが、大事なことなら、客が努力したり我慢したりするべきと言うのは傲慢だ。おしどりマコさんが、笑いを交えて原発事故報告をするように、ウーマンラッシュアワーがお笑いで、沖縄問題を伝えるように、客が聞きたい!と思えること。とても大事。
もちろん、今回のドキュメンタリーは笑えるものではないが、退屈しないこと。我慢せずに見れる作品にしたい。そのためには歴史的事実を伝えながらも、演出や技術を駆使して見せる必要がある。が、本日はノリが足りない。「乗ってくれ?」と矢沢永吉に言われても「haha〜」とは言えない集中力。いかんぜよ。。。でも、タイムラインを見ると、それなりの感じに。。。分かる人は分かるよね?
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