SSブログ

沖縄戦ドキュメンタリー。進行報告 ショート・インタビュー後半の3人を切り出し。 [編集作業]

36776611_2025922294148731_7881449160652619776_o.jpg


沖縄戦ドキュメンタリー。進行報告。

ショート・インタビュー6人の内。3人を昨日。本日は2人目を編集中。長く話してもらった中で、空襲の話。艦砲射撃の話。アメリカ兵の話。日本兵の話。と印象的なものを抜き出して行く。ただ、皆さん、御元気なのだが、高齢であること。また、戦後はその手の話をほとんどしていないという方もいた。話があっちに行ったり、こっちに行ったり。そもそも体験を人に話すというのはむずかしいもの。

その辺に苦戦しながら、切り出して行く。同じ話題は同じラインに並べる。そうやって証言映像が揃ってくると、どの証言に記録映像を付けるか? あるいは記録映像の説明としてどの証言を繋ぐか?ということを考えて行く。

また、あまりに長く証言を繋ぐと観客が退屈するので、短く切り出してインサート映像を入れて、また証言に戻す。という手法も大事だ。それによってテンポよく進めることができるので、作品を見やすくなる。

NHKのドキュメンタリーはよく取材してあるが、教科書のように事実を並べるばかりで退屈なものが多い。いくら真実の発掘であっても、一本調子で見る者に努力を強いるのは作品としてどうか?と思える。もちろん、民放番組でよくある過剰な演出も問題だが、退屈というのは「見たくない...」に繋がってしまう。

やはり、多くの人に見てもらうことに意味が有る作品なので、ひたすら糞真面目に説明するだけではダメだ。同じ報道でもNHKニュースは退屈だが、あの「ニュースステーション」は分かりやすくて面白い報道番組として人気を博した。まじめなだけでは見てもらえない好例だった。

何とか、本日中にショート・インタビューをあと2人。明日からは1日に1人=ロングインタビューの切り出しをしていきたい。そのロングが今回の作品の見せ所。戦時中のさまざまな体験を語ってくれている。その証言に記録映像や現代の沖繩映像を加えることで、より見る人に当時の様子を伝えることが編集する意味である。

何日も座ったまま、編集機に向かっている。ときどき、体操をするくらいでは追いつかない。腰や背中の痛みが限界に近づいていく。


沖縄戦ビジュアル3.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。