「ぴあ」ー映画評より「沖縄狂想曲」 [「沖縄狂想曲」]
「辺野古基地建設をめぐって揺れる沖縄。在日米軍基地の7割が集中している沖縄の現実。どうして沖縄なのか。どうして基地の県外移転はできないのか。
そんな沖縄の人々の痛みを沖縄の視点から描いたドキュメンタリーだ。前半は戦争の悲劇や差別を含めた沖縄の歴史を少々駆け足で描いているが、後半の沖縄復帰後、日本政府の沖縄に対する政治的扱いは興味深い。
とくに「日米地位協定」や「日米合同委員会」などに関する自民党政権による世界に類を見ない弱腰姿勢を取り上げたシーンでは、その卑屈な実態が明かされる。
驚くのは、そうした実態をマスコミが深掘りせず、国民のほとんどが関心を払っていないことだ。日本社会の過去・現在・未来を凝縮したような沖縄の存在を改めて考えさせられて心に残る」
https://lp.p.pia.jp/article/pilotage/334474/index.html
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