闘病中に、無神経なコメントをしてきた友達。その背景？＝一月十日

今回の病気で、両目をそれぞれ半分失明。脳の一部が死んだ。これらは一生、治らない。さらに心臓機能低下。３回の入院。２回の手術。

そんな時にこんなコメントが来た。「生きてるだけで丸儲けー！」明石家さんまの言葉を引用したのだが、病人に送る言葉ではないだろう。「目が潰れようと、脳が死のうと、生きてるんだから儲けものだろー！」という意味にしか聞こえない。

だが、友人はその言葉が応援になると思ったのだ。無神経極まりない。そんな彼はサラリーマン。与えられたことをする仕事。上司は無茶な指示ばかり。あれこれ深く考えてたら、会社員は務まらない。

１０年２０年と会社員生活。深く考えなくなる。思いついたことを口にしてしまう。五体満足なものが、目や脳が死んだ友人に言うべき言葉ではない。不適切な励ましでしかない。

サラリーマン生活が長く、深く考えない。思ったことをすぐ口に出してしまう。相手が傷ついたことにも気づかない。60代の大人とは思えない発言。実際、彼は妻と子供にも疎まれている。その理由は奇しくも今回、よく分かった。悲しい話だ。











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