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たった1人で新年を迎える=でも、それもまた幸せだと思う。−1月3日 [「沖縄狂想曲」]

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大晦日。正月三が日。日本人が家族で、参加する最大のイベントかもしれない。でも、僕は Xmasを祝うこともなく、正月に初詣も行かない。家族とお雑煮やおせち料理を食べることもない。

家族と暮らしていないので、毎年正月は1人。関西に実家があるが、正月に帰省することは10年以上ない。そして今は母も他界、父はホームに入っている。妹は結婚して家を出て、実家には誰もいない。

家族と過ごす、正月を拒否して来た。今は求めても、それは敵わない。60を過ぎても結婚せず、子供もいない。「寂しくないですか?」と言われることもある。が、ささやかな幸せを全て拒否。映画作りに賭けてきた。

そして昨年の大病。両目共に半分見えない。脳の一部が死に、文字がほとんど読めない。心臓は機能低下。それでも手足は不自由は動く。言葉も大丈夫。また映画を撮ることができる。

寂しくても、孤独でも、それだけで幸せなのだと感じる。希望を伝える映画を作ることが出来る。自分が孤独だからこそ、家族や友人の大切さを感じることが出来る。それを映画で伝える。

障害を抱えても、映画は作れる。あと10年頑張れる。貯金がなくても、金持ちになれなくても、家族がいなくても、やるべきことがある。1人ぼっちの正月でも、それはそれで一つの幸せだと思える。












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