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再起不能にならず、生き延びたことの意味?−1月2日 [闘病日記]

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今年の抱負を書こうと思っていたら、地震でそれどころではない。が、今年の抱負も書いておきたい。昨年は闘病の1年。再起不能になる可能性もあった。

目が見えない。曇りガラスを通したようにしか、見えない時期が続いた。脳梗塞で脳の1部が死んだ。考える力が減少。人の名前が思い出せない。キッチンに行って、何をしようとしたか?忘れてしまう。

文章を読めない。体力もかなり落ちた。心臓機能も以前のようには戻らない。不安と絶望に向き合った1年。同じ症状で引退した大島渚監督のことを何度も考えた。あの饒舌な巨匠の晩年。見ているだけで辛かった。

僕も同じ道を辿ることに? でも、1年近い闘病。3回の入院。2回の手術。どうにか監督業を続けられそうだ。多くの人に助けられた。FB友達にも本当に助けられた。闘病しながらも最新作「沖縄狂想曲」を完成させることが出来た。

残る人生。1本でも多くの映画で、人々の心を支えられる作品を作りたい。それが再起不能にならず、生き延びた僕の使命だと思える。











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