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「希望を伝える映画を作れ!」ーだから、僕は生き残ったのだろう。=12月25日 [「沖縄狂想曲」]

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昨日はイブだが、早く寝た。体調が悪くて午後8時には寝たかな? そのために8時間寝ても、今朝の目覚めは午前4時!早すぎる。若い頃は寝る時間だ。

本日はXmas本番。特にお祝いはしない。が、Xmasソングは聴く。僕は罰当たり者なので、神も仏も信じていない。なのに、時々、神がかりのようなものに助けられる。

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僕のような者が、高校時代から夢見た映画監督になれたーこれ時代が奇跡だ。神様の仕業としか思えない。今回の病気も、再起不能になる可能性が高かった。映画監督業は廃業するしかない。

それがギリギリ。目も半分は見える。脳が死んだのは一部。文字の読み書きは出来なくなったが、リハビリ中。手足も動く。尊敬する大島渚監督も同じ病気で引退。そう考えるとラッキーを超えて、神がかりな力で救われたように思える。

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そうだ。憧れのジョージ・ルーカス監督の母校ー南カリフォルニア大学(USC)の映画科にも合格。勉強できた。また、監督デビューしても、作品1本で終わる人も多い中。僕はすでに8本の映画を撮っている。運命の神様の仕業だとしか思えない。こう言ってるはず。

「心傷つき、希望を失った人たち。彼ら彼女らを励ます映画を作れ。みんながハッピーになる作品を伝るんや。まだ引退なんて、させへんで〜」

それで、今回の病気でも生き残った。両目とも半分しか見えないが、どうにか映画を作れる。脳の一部が死んでも、物語を作れる。そんな希望を伝える映画を作るために、生き延びたのだと信じたい。












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