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「愚痴はやめませんか」とコメントして来た女性ーその違和感の正体を解明。ー会社員の価値観を押し付け。11月13日 [「沖縄狂想曲」]

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きっかけは、ある女性の批判コメントだった。「もう、愚痴を書くのは辞めませんか」と書き込みがあった。「愚痴ー」僕が書いているのは反省だ。なぜ、愚痴だと思ったのか。

そもそも、愚痴とは「言っても仕方のないことをグチグチと言うこと」である。僕が書くのは「どこに問題があったか? どうするべきだったか?」ー過去の反省である。

多くの日本人は「愚痴」と「反省」「分析」を混同しがち。その1人がおかしな指摘をしてきた。その背景を考えてみた。会社員の多くは、与えられたことをする。その意味や意義を考える必要はほぼない。

上からの指示。失敗しても、大きな責任はない。上の人間が反省し、次の仕事で生かせばいい。それをまた社員に指示する。だから、社員に考える力はいらない。兵隊と同じ。士官の指示通りに動けばいいのだ。だから、考える必要がない。

なので、以下の言葉が意味を持つ。「終わったことは忘れて、未来のことを考えよう」と言いがち。だって、考えたら責任は上層部にある。だから誰が悪いかー忘れろ。実によく出来た言葉。これを「前向きな考え」と思う人が多い。

だが、フリーの人間。経営者はこれではダメ。何が問題で失敗したか? 徹底して反省し、考える必要がある。「終わったことは忘れよう〜」では、同じ悲劇を繰り返す。映画作りも同じだ。なのに反省していると「愚痴はやめろ」と言って来る人がいる。その違和感。背景が今回よく分かった。












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