再起不能の直前まで行って、戻って来たー僕がこれからやるべきこと。 ９月５日

再起不能の直前まで行って、戻って来たー僕がこれからやるべきこと。


今回の病気ー本当に辛かった。60年も人間やって来たけど、こんな辛いことはなかった。目が見えない。息ができない。脳が働かない。外出できない。自宅療養が半年も近いている。

体だけではない。声を上げて泣きたくなる孤独感。とりとめないない不安感。fbには状況を理解しない無神経なコメント。役に立たない情報。的外れなアドバイス。「もう、放っておいてくれー?」という思いと共に「誰か助けてほしい、、、」が交差した。

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ようやく出口が見えてきて、感じること。両目共に半分失明、とても見ずらい。でも、どうにか見える。だが、体は回復を続けている。この暑さが終われば、外出もできるはず。生き残った脳も少しずつだが、仕事するようになった。

昔通りの生活には、もう戻れないけど。手足に障害はなく、自分の足で歩くことができる。自分の手で食事ができる。風呂に１人で入ることができる。友達と今まで通りに話すこともできる。仕事もどうにかできるだろう。こんな幸せなことが、あるだろうか[?]

病気を通じて、多くの人に助けられた。不安に潰されそうな時に、医療情報を、福祉情報をくれた人たち。買い物に行けず困っていた時、食料を送ってくれた人たち。電話での無駄話に、1時間以上も付き合ってくれた友人。多くの人に救われ、支えられた。

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お会いしたこともないfb友達から、いろんな情報をもらった。Twitterでは100人近い人から「ゆっくり休んでください」「早く元気になってくださいね」とのコメントを頂いた。こんなに多くの人が心配し、応援してくれているとは思わなかった。

そんな多くの素敵な人たち。今度は僕がみんなを励まし、応援する映画を作りたい。辛い時に心を支え、悲しい時に勇気をくれる映画を作りたい。再起不能にならず、生き延びた僕がやるべきは、それなんだと思える。











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