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「NHKスペシャルー東京ブラックホール」なかなか良かった?いや、注意して見なければ危ない! [映画&ドラマ感想]

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「NHKスペシャルー東京ブラックホール」なかなか良かった?いや、注意して見なければ危ない!

確かにこの三部作はかなり力が入っており、良く出来ていた。斬新な番組だった。「さすがNHK!」という賞賛も聞こえて来る。が、いつもはフェイクばかりの「Nスペ」なのになぜ?と考えてみる。答えば過去を描いたから。「Nスペ」は現代を描くことが多いが、その際はフェイクのオンパレード。ある種の人たち、特定の勢力の目を気にせねばならないからだ。

オバマは平和主義。カダフィは独裁者。プーは侵略者。トラは差別主義者。彼らの貼ったレッテル通りに報じなければならない。それが局の使命。逆らうことはできない。というより、その勢力の下部組織がNHKなのだ。ただ、過去を描く場合はそんな指示が出ていないということ?だから、今回は真実を伝える良質な番組ができた?いや、違う。今回の「ブラックホール」でも忖度で描かれているパートがある。

巣鴨プリズンに収監された戦犯。アメリカのエージェントとなることで、無罪放免されたという話があった。児玉誉士夫は紹介されるが、岸信介、笹川良一の名前は出ない。彼らもまたA級戦犯で処刑される予定だったのが、アメリカと取引。エージェントとなることで無罪放免となった。

岸はその後、アメリカからもらった金で政党を作る。それが自民党だ。笹川が作ったのが日本船舶振興会。今の日本財団。その初代会長。彼らの影響力は今も続いている。おまけに岸は安倍の爺さん。そんな人たちがアメリカのエージェントになり処刑されずに放免されたと。番組で言えない。そこに忖度したNHK。

このように力ある団体に抵触しない部分は事実を伝える。でも、彼らに都合の悪いことはNG。スルーする。あるいはフェイクニュースで嘘八百。まさに大本営発表。それが今のNHK。ただ、フェイクばかりでは信頼を失う。だから差し障りのない過去の事実も流す。誰からもクレームの来ない真実を伝える。視聴者の信頼を得るため。「NHK、何だかんだ言ってもいい番組もあるなあ!信頼できるなあ」とアピールするため。それが今回の「ブラックホール」。でも、岸や笹川には触れない。

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