数日前から編集作業中を本格化。 [「沖縄狂想曲」]
数日前から編集作業中を本格化。
編集は極度の集中力を必要とするもの。電話に出て話すだけでも、集中力を削がれてしまう。数日は作業できない。メールも同様。連絡を頂いても、すぐには返事ができない。
「わがままだ。失礼だ」と言う人も以前はいた。また、業界でも誰かとおしゃべりしながら編集をする人もいる。が、僕の場合はこのスタイル。刀鍛冶をイメージしてもらうと分かりやすい。山奥の小屋にこもって昼夜問わずに作業する。誰も訪ねて来ない場所で、集中力の戦い。編集もそれと似たような作業。
刀鍛冶が分からない人は「鬼滅の刃」の「刀鍛冶の里編」をぜひ、お読み頂きたい。(年末からテレビ放送がある)鬼が襲ってきて、刺されても刀を打ち続ける職人が登場。漫画というだけでなく、それが刀鍛冶だ。そんな状況なので連絡はご遠慮願いたい。集中力を阻害するのは人とのコミニュケーション。編集モードが切れてしまう。逆にいうとコミニュケーションしなければ、他のことも少しはできる。
編集以外の記事もFBには上げていくが、コミニケーションはいらないので書くことができる。記事内容もどこかで編集中の作品と繋がっている場合があり、その心の整理である場合が多い。作業中は気が立っているので、下らないコメントがあれば即、削除させてもらう。特に無責任なアドバイスはやめてほしい。過労状態もまだ続いているが、その辺の助言も全くいらない。
何より編集中は普通の状態ではない。狂った病人が個室に閉じ込められて作業していると思ってほしい。日頃なら「1」にしか感じなことも、編集していると「10」に感じる。怒りも10倍。痛みも10倍だ。関係者はそのことを理解してくれているが、それ以外の人も電話、メール、メッセンジャー全てのツールでのコンタクトを遠慮してほしい。
本来ならプロデュサーがその間の対応をする。或いは秘書、アシスタント、マネージャー。でも、その種の担当者はいない。本来なら山に籠り編集すればいいが、連絡がつかないと「監督。ついに死んだな?」ということで騒ぎになるのも困る。生きている証にFBやTwitterは続ける。YouTubeは撮り溜めたものがあるので、それを配信。「何だ。YouTube見ると元気そうじゃん。電話しよう!」はやめてほしい。事前録画したものだ。
FBにコメント欄してくれるのは構わない。本当に余裕ある時は返事することもあるが、できないことが多い。「いいね」はコミュニケーションがいらないので押せる。「面倒臭い奴だ。付き合い切れない!」という方は全然OK。映画屋とはそんな人種なのだ。よろしく。
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