「ドキュメンタリー沖縄戦」感想=何故、子供や母親が殺戮し合わねばならなかったか! [沖縄戦ー感想]
by 沖縄出身のHさん。
「沖縄戦」見てきました。今こそみるべき映画だと感じました。描かれていたのは情報操作、洗脳、恐怖を植え付けるプロパガンダ。人類同士の無駄な殺戮。自殺の美化。酷い映像でなく、沖縄戦サバイバーからの戦後世代の我々へのメッセージ。どれだけ命を粗末に扱っていたのかを、封印を解き生々しく語ってくれています。
「騙されるな強く生きろ」と犠牲者からのメッセージが伝わります。大雨叩きつける沖縄(注・線状降水帯の影響で豪雨でしたね)ですが、たかが水。これが砲弾だったのですよ。(人口ひとりあたり472弾だったかな。)ぬかるみ水たまりでサンダル剥がれたが、これが水でなく、うじのわいた死体の山だったのですよ。誘っていただいて本当に良かったです。
過去の悲しみだけでなく、この教訓を日本人全てが未来に活かさないと犠牲になった人々が無駄死にです。戦争からの経年で語りべの方々が高齢化しており、肉声で伝える機会を作ったり、こうして動画におさめておかないとうやむやに消え去る危険がある。皆、本当は生きたかったと思います。自然豊かな長寿の島で、きらびやかな王国文化もあり、生きてる喜びを感じられる地です。何故洞窟で子供や母親が先を争い殺戮しあねばならなかったのか。」
Hさんの感想を送ってくれたNさんより
太田監督にくれぐれもお礼を伝えて欲しいとのことでした。いつの日か学校教育に使われて欲しいと強く願います。太田監督、僕からも重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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