SSブログ

血圧危険値の恐怖!=ストレス、イライラがなぜ危険なのか? [健康]

Ew4hNJ_VkAAcsxi.jpeg

映画製作が終わり、劇場公開も終了すると、ほっとしてダウンする。企画からそこまで2ー3年。休みなし。7人分働く。終わったときは力石徹の気持ち。「終わった・・・」と矢吹丈と握手をしようとして倒れて行く、あの感じだ。そこから数ヶ月寝込む。自宅入院状態。何もできなくなる。1日に1回。近所の食堂、あるいはスーパーを往復するだけで体力が尽きる。テレビを見る元気もない。気分は暗くなり、気力ゼロ。生きる屍だ。毎回、そんな日々が待っている。

病院に行くといつも「過労です。出来る限り休みなさい。休まないと過労死するよ。本当に死ぬよ!」と言われる。だが、映画制作中は監督業。僕が休むと全てが止まる。映画公開中は宣伝活動。倒れる訳にはいかない。毎回、気力で支えて最後まで。そうして3年間、休まなかった土日と祭日分と同じだけ寝たきりになる。ここまでは何度か書いた。その背景を勉強した。

映画製作はイライラの連続。バカがクルーにいると血圧が上がる。仕事をしているのか?邪魔しているのか?分からない。その種の困ったちゃん。当初はpだった。スタッフにも何人かいた。頭の古い人たちだった。その種の人々を排除して、今は素敵な仲間ばかり。だが、依頼人がその種の人たちであることがある。まるで映画の「フォードvsフェラーリ」依頼人がプロジェクトを邪魔してばかり。

それだけでなく撮影時なら天気、エキストラ、野次馬が邪魔しに来ることも、映画製作ではいろんなトラブルが起きる。1日撮影が止まると数百万円の赤字となる。だから、毎日、イライラが頂点。撮影だけでない。シナリオ執筆、編集、宣伝も同様。数年間、毎日、イライラが頂点なのだ。

ここまではすでに把握していた。が、そのイライラで血圧が上がる。危険値になる。その状態で数年!血管の破壊を続けているとの同じらしい。血圧だけでなく体も弱る。体力も落ちる。内臓機能も低下。あるとき血管が破れ、脳内で出血。大島渚監督もそれで半身が麻痺。言葉が出なくなったと聞く。最近、若い知人が同じ症状で入院。次は僕の番?と思えた。

血圧危険値が恐ろしいのはそこだ。そこで最近は気をつけ血圧が下がる食事を心がけている。エリンギ、サバ、ブロッコリがいいと聞く。ピーナッツもいい。アルコールも血圧を下げる。だから赤ワインをよく飲む。前回、倒れた時に血圧計を買った。今も毎日測る。Facebookでくだらないコメントを読みながら測ると、危険値になったことがある。イライラはやはりよくないのだ。ただ、嬉しい時も血圧は上がる。

過労死でバタンキュー、さらば!ならいいが、大島監督のように、しっかりと喋れなくなり、寝たきりになるのは辛い。監督業は喋れないと終わり。だから、食生活には注意している。塩分も控えめ。カップ麺を食べたときは必ずバナナを食べる。塩分を排出する働きがある。だが、先日、1週間ほど仕事すると、また血圧が高くなった。映画撮影でなくても、映画関係はそうなるようだ。そう考えると、あの作品のときは連日、血圧危険値だったんだろう....と今更ながら恐怖する。


144698748_4971400386267559_9205383203717573495_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。