「ファンファーレが鳴り響く」=日本版「俺たちに明日はない」高橋伴明テイスト!面白い。 [映画&ドラマ感想]
新宿ksシネマで映画を見た。この夏。「ドキュメンタリー沖縄戦」を上映してくれた映画館。よく知る俳優さんが出ているので見に行った。ちょっとキワモノ的な映画かと思ったら、かなり面白かった。「青春の殺人者」風「俺たちに明日はない」であり「明日に向かって撃て」で「タクシードライバー」。ヒロインが魅力的。低予算で短期間で撮った映画ではあるが、監督の愛がどの役にも感じられる。石井聡互監督の「88万分の1の孤独」高橋伴明監督の「17歳 激しいあげき」を彷彿とさせる。
ちなみによく知る俳優さん。「明日にかける橋」に出てくれた嵯峨君。とてもおいしい役。僕の作品に出てもらった時とは違う変態性を表現。好演している。今の日本映画界。大島渚組常連だった。戸浦六方、小松方正、のような怪優がいない。映画は二枚目の主役だけでは成立しない。脇にそんな俳優たちがいてこそ面白くなる。だが、現在、絶滅危惧種とも言える。彼はそんな貴重なタイプの俳優。大杉漣、寺島進のようにブレイクする可能性大。その前に、また出演してもらおう!今後が楽しみだ。
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