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久々にカセットテープで音楽を聴いてみた!=懐かしい思い出。そして無くしたものに気づく。 [2020]

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久々にカセットテープで音楽を聴いてみた!=懐かしい思い出。そして無くしたものに気づく。

ここ1〜2年くらいamazon musicを愛用している。部屋で仕事するときも、外出するときもamazonで音楽を聴く。僕の音楽生活。30代まではウークマンを常に持ち歩きヘッドフォンで聴いていたが、その後はiPod。でも、40代あたりから外出時に音楽を聴くことが減った。老化? それがamazon musicの登場でまた「どこでも音楽生活」となった。

その楽曲の豊富さは以前に書いた。が、この夏、山下達郎と大瀧詠一を聴こうとして配信されていないことを知る。いかんぜよ〜。まあ、CD持ってるんだけど!もう、プレイヤーはないが、パソコンに取り込めばいい。それを今はiPadにコピーして聴くのだが、何だか最近はデジタルサウンドの音楽が味気なく思えていた。

時代の流れか懐古趣味か?アメリカではCDよりレコードが売れているという。実をいうと僕はカセットテープをまだ大量に保存している。若い頃はレンタルレコードで借りて来て、テープに録音し聞いた。それがまだ100本くらいある。ただ、アメリカ留学時代はFMステーションが物凄くたくさんあって、50s専門局。クラシック専門。最新ヒットの局。70S専門とチューニングすれば24時間流れていた。カセットに録音する必要がない!

音楽がメインでトークは僅か。対して日本のFMはおしゃべりの間に音楽を流すというスタイル。基本おしゃべりを聞くものなのだろう。LAでは音楽がメイン。曲と曲の間に流れるDJのトークもおしゃれ。「アメリカン・グラフィティ」のウルマン・ジャッの感じだ。日本ではこの手のFMはない。で、帰国が決まってからカセットで録音しまくった。

それが50本くらいある。が、日本に戻りしばらくするとカセットがなくなった。MDになり、デジタルになり、CDもなくなりつつある。「明日にかける橋」の主人公を演じてくれた17歳の女優さんはカセット見たことない!と撮影時に使った小道具を珍しそうに見ていた。YouTubeで音楽を聴くそうだ。

そんな時代だが、カセットテープで音楽を聴きたくて、ラジカセを引っ張りだした。それでLA時代に録音したFMを聴く。今のデジタル・サウンドと違ってアナログ。ステレオだが、テープ録音でCDとは音質が違う。少し篭った音。だが、懐かしく落ち着く。レトロなサウンド。そして懐かしい英語のDJ。録音したのは80年代終わり。30年近く前の音だ。

アメリカでレコードが売れている理由を実感する。amazon musicは便利で、いつどこででも、何千曲の中から選んで聴ける。が、カセットを取り出し、ケースから出して、プレイヤーに入れて、playボタンを押す。面倒だが何か楽しい。90分テープなら45分後に裏返す。作業をしていると裏返すことで「もう45分仕事したのか...じゃあ休憩しよう」とか思ったものだ。そんな時代を思い出しながら、何か失われたものを見つけたような気もする。


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