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戦争映画で太平洋戦争を勉強中。だが、描けない側面があることに気づく。 [戦争について]

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戦争映画で太平洋戦争を勉強中。だが、描けない側面があることに気づく。

戦争映画をあれこれ見ていくと太平洋戦争が明快になりイメージしやすくなる。いくら文献を読んでもビジュアルで戦闘を想像することができない。その意味で戦争を知るにはまず映画というのは正解だ。

ただ、製作した国に都合のいい解釈で戦争を描くことが多い。日米共に自国を悪者にはしない。実際、太平洋戦争時に日本は「アジアの解放のための戦い」と主張、アメリカは「日本の暴走を止めるための戦い」と言っていた。しかし、両者ともに本当の目的は侵略。綺麗事を言いながらも戦争はいつも利益目的なのだ。


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1941年12月に日本軍は真珠湾を奇襲。ここでは勝利するが、その翌年の6月がミッドウェイ海戦。ここで早くも逆転され日本は4隻の空母を失った。これが致命傷となり、後は負け続きの戦いとなる。その後の日本国内を描いたのが漫画「はだしのゲン」そしてアニメの「この世界の片隅で」当時の庶民の生活を伝える。どうしても戦争ものというと軍部と戦闘を中心に描くので「スターウォーズ」的な別世界の物語という印象を持ってしまう。が、その両方を知らねば戦争は理解できない。

戦場の映画を見れば憧れや勇ましさが伝わるが、当時の庶民の生活を見れば、どれだけの犠牲や我慢の上に成り立っていたものなのか?が見えてくる。ただ、その両方を同時に描いている作品はほとんどない。「太平洋の嵐」では軍人の主人公が故郷過ごす日々を描くことで国内を伝えるが、やはり軍人視点。苦しい国内での生活は庶民の視点で「この世界」「ゲン」のように描けるが、戦場の悲劇を見せることができない。

その2つを何とか一つにして庶民目線で戦場を描かないのか? .....うん。できる。方法はある。ふふふ。が、今はまだ言えない。しばらくは戦争映画の勉強を続ける。


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