「ドキュメンタリー沖縄戦」マスコミ試写会@東京開催。しかし、マスコミは...。 [沖縄上映会への道]
「ドキュメンタリー沖縄戦」マスコミ試写会@東京開催。しかし、マスコミは...。
沖縄での完成披露上映会。そこから全国に上映の波を広げるため。東京でマスコミ試写会を実施。テレビ、新聞、雑誌等の記者さんたちを招待した。が、結果、ほとんどマスコミ関係者は来なかった。数人だけ。ある記者さんから話を聞くと
「今はどの社も無難な芸能ばかりを扱って、政治ネタを扱わなくなっている。記者が取材しても上で止められてしまうんですよ....」
政府への忖度? でも、同時に市民の関心という問題もある。原発事故からまだ8年しか経っておらず、未だに何も収束せず、福イチからは夥しい放射能が出ているのに、ほとんどの日本人は原発に関心を持たなくなった。テレビで放送しないのは、圧力というより、視聴率が取れないことが大きいという。8年でそれなら74年前の沖縄戦など関心がなくて当然だろう。
そして沖縄の2大新聞「沖縄タイムス」と「琉球新報」も来てくれず。沖縄のマスコミがこれだと東京の社が関心を示さないのも当然だろう。悲しい話だ。それとも記者の人数が少なく、試写会に来れる人がいなかったのか? でも、問い合わせさえもなかった。
しかし、数少ないマスコミ関係者と、その他の関係者は試写が終わった途端に拍手をしてくれた。「よくぞ作った!」という応援の拍手。とても嬉しかった。受付にいると、多くの人が声をかけてくれた。「監督。これは全ての日本人が見るべき作品です」「私も知り合いに伝えます!」「子供達に見てほしいです!」と感動を伝えてくれた。
果たして沖縄で多くの人に見てもらえるだろうか? 沖縄で観客動員が少なければ、全国公開は危うくなる。この作品。沖縄で終わらせる訳には行かない。12月9−10日 那覇県庁前。パレット。市民劇場にて完成披露上映会だ。
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