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「アベンジャーズ」シリーズが新しい時代をスタートさせた。解説する。(上) [アベンジャーズ]

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「アベンジャーズ」シリーズが新しい時代をスタートさせた。解説する。(上)

一つの時代が終わり、新しい時代が始まったと感じている。「令和」のことではない、現在公開中の映画「エンドゲーム」のことだ。同時に「スターウォーズ」時代の終わりも感じる。趣味嗜好でそう感じるのではない。どちらかというと僕はDCコミック派なのだが、マーベル・ユニバースは映画を大きく前に進めたこと。解説したい。

映画は基本2時間前後。その中で物語は完結する。テレビドラマは1クール。12本で完結。1話完結ものもあるし、連続ものもある。この連続ものというのに映画は勝てなかった。2時間で描けるものもあるが、12時間かけないと描けない物語もある。例えば「ROOTS・ルーツ」はクンタキンテから6代に渡る黒人家族の物語だ。あれは2時間ではできない。

「巨人の星」も2時間では描けない。星飛雄馬の少年時代からジャイアンツでの活躍まで、延々と描くから面白く。その一部を切り出してもダメだ。だが、そんなテレビにしかできないことをやってのけたのが「スターウォーズ」シリーズだ。特に「帝国の逆襲」は「つづく」で終わる。昔々の映画。テレビのない時代。クリフハンガームービー等は毎回「つづく」でを終わり、続きは来週!という形の上映だったが、近代になってからはそれは無くなった。

その意味で「帝国」は画期的。大ヒットシリーズでしかできない冒険だった。興行的に成功しないと続編は作れない。しかし、「SW」はそれをやってのけて、新三部作まで制作した。それに触発された映画界は「ロード・オブ・ザ・リング」等の三部作ものを作るようになった。そのことで2時間で完結しない長編ドラマ。大河ドラマを映画でも見られるようになった。

が、まだ、テレビに敵わないところがある。次回説明。


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