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作品完成後のツケを払う憂鬱? [2019]

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作品完成後のツケを払う憂鬱?

週末はダウンしていた。熱っぽく、体がダルい。疲労困憊して体が弱っているので、こんな時に風邪を引くとインフルエンザのような症状になってしまう。「青い青い空」のあとも、4年休みなしだったので過労で倒れ、半年近く寝込んだこともある。外出することができない。テレビを見る気力もない。それが過労だ。

今回も注意しないと奈落の底に落ちてしまう。せめて風邪をひかないようにしないと高熱で数日の寝たきりはかなり大変。だが、週末にかなり寝たので少しばかり体調はいい。と言っても3年分の休養を取るには足りない。

「青い空」の時に計算してみたが、4年間。土日、祝日、盆暮れを休まずに仕事した場合。プロジェクト終了後にそのツケが来るようだ。その全ての休みの4年分。それだけの日数、寝込んだ。人はやはり休まなければならないのだろう。それで計算すると、今回は4年。1ヶ月に土日が8回あるとして、かける12ヶ月で、96日。それかける3年で約300日。

1年近い。が、それだけ休むことはできない。ただ、そう考えると分かるのは、僕の作品は毎回、評価が高い。それは実力があるとかではなく、時間をかけて丁寧に作業するからかもしれない。通常なら、3年かけても土日を休めば、実質2年だ。僕の場合は休みなしで3年かける。1年の違いは大きい。同じ制作費でも当然、クオリティが上がる。

ただ、それはブラック企業の論理。社員を安い給料で長く働かせて業績を維持する。違うのは企業はその会社に入ると嫌でも、働かされるが、映画の場合は自分で選んだ仕事であること。とは言え、毎回、襲ってくる完成後の疲労は何度経験しても嫌なものだ。



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