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俳優の力。作品レベルが数段アップ! ナレーションの第一弾をスタジオで録音。 [編集作業]

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俳優の力。作品レベルが数段アップ! ナレーションの第一弾をスタジオで録音。

ドキュメンタリーのナレーション。最近は報道番組でも俳優が担当することが多いこと。以前にお伝えした。正確な発音や聞きやすさについてはアナウンサーやナレーターの方がうまいが、表現力においては俳優に敵わない。それとプラスして、NHKのドキュメンタリー等は男女2人のナレーションを使うことが多い。

作品で扱われる人物の男性の気持ちは男性。女子の気持ちは女性が語るとか、経済の話を男性。市民の話を女性とすることで、聞いている方も分かりやすいという狙いがある。これは非常にうまいやり方で、同じナレーターが延々語るよりも、いろんな表現が可能になる。

今回の「沖縄戦」ドキュメンタリーもその手法を採用。男女2人のナレーションで行く。そしてもちろんナレーションは俳優さんにお願いした。そのお1人に先日、正式な依頼をお願いしたところ。3月のスケジュールがかなり塞がっているとのこと。しかし、沖縄に想いのある彼女にお願いすることは取材開始の3年前から決めていた。代わりはいない。そこで時間のある内に録音をすることにした。

幸い。女性パートのナレーション原稿は出来上がっている。編集はまだ進めるが、大丈夫だ。ということで、急ぎスタジオを予約。先日、録音をさせてもらった。多くの人が知る女優さんだが、名前はまだ内緒。しかし、感じたのは、やはり俳優の表現力は凄い! 声を入れただけで、作品が数ランクUP!説得力や見やすさが倍増した。

言葉が心に伝わってくる。これがアナウンサーだと聞きやすいが、そのまま言葉が抜けてしまう。悲しみや喜び。苦しみや葛藤は伝わらない。そもそも、アナウンサーは感情的にならず、客観的に正確に伝えるという訓練を受けてニュース原稿を読む仕事なので、目的が違うのだが、その意味で心を伝えるのが俳優の領域なのだ。

この作業で確信が持てた。今回の作品は今ある沖縄戦ドキュメンタリーなら「決定版」と言われるものになる! 歴史の教科書のように、事実を羅列するだけでなく、沖縄で何があったか?を本当の意味で伝える作品になるということ。ぜひ、多くの人に見てもらいたい。



沖縄戦ビジュアル(宣伝用.jpg
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