マスコミ報道はもう信じられない。ネット情報に隠れた真実を探せ? [編集作業]
マスコミ報道はもう信じられない。ネット情報に隠れた真実を探せ?
HDD作業待ちなので、もうひとつ記事を書く。学生時代は朝起きるとまず、音楽をかけた。部屋にいる間中ラジカセで曲を流す。友人が遊びに来て、ドア前に立ち(当時は薄い木の扉)曲が流れていないと「太田は留守!」と分かるというくらいだった。ウォークマンが手に入ってからは外出時も聴いていた。
それが留学後。帰国して東京で生活を始めてからは、ライター業をしていて編集者から「太田さんは一般常識がない!」と注意もされた、映画以外のことも知らねば....と、朝起きるとテレビをつけるようにした。そして、ビデオデッキで
「ニュースステーション」と「NEWS23」
を録画。必ず見るようにした。311からは
「モーニングバード」と「報道特集」
も録画。週に7番組くらい見ていた。一時は東京新聞も取っていたし。その後、テレビ報道が力をなくし、フェイクニュースの連発。大本営発表になりだしてからは(現在、録画してみるのは「モーニングショー」のみ)朝起きるとiPadでFacebookとTwitterの確認をする。その方がテレビでは報道しないニュースが数多く流れてくるからだ。
辺野古からの声、福島の思い、政権の隠された問題、イギリス、アメリカからの叫び、いろんな情報が溢れている。ただ、どれが真実でどれがフェイクか?分からない。それを「ネット情報は信用できない」というが、テレビ新聞の方がよほど信用できない。また、真実とフェイクが入り混じっていた方が
「見分ける力」=「リテラシー」
が育つ。日本人は「テレビ新聞は客観報道だから」と信頼しているが、そもそも客観的な報道なんてありえるのか? 記事を書くのは人間であり、その人の趣味、好み、主義主張、経験、体験がある。それらが影響しないわけがない。それを抑えて書くことは結局、客観というより概要を伝えているだけになりがち。
むしろ、「私はこの法案に反対です。なぜなら...」という記者と「僕は賛成です。というのも....」という記者。2人の意見を比較することで自分はどちらに賛同するか?を考えればいいのだ。それを全てのマスコミが公正中立なんていいながら報道するから、
結局、何が起こっているのか?
分からない。興味を持てない。という現状を作っているのだと思える。NHKを中心としたその客観報道が日本の報道をダメにして、国民の考える力を止めているのではないか? 「客観報道だから、それが事実」と思い込む、「客観報道」=「事実」ではない!そんな間違った構図を作りあげてしまったのだ。その意味ではフェイクニュースが混じっている方が、
「あれ、嘘だったのか〜」
と憤る。次からは騙されないように情報選択を考える。ニュースは公正中立だと思うから、見分ける力が養われず、ひたすら信じてしまい、あるいは公正という名の概要のみの報道に興味を持てず、知らない間にいろんな法案が通ってしまい、国民不在の政治が進んで行くのではないか?
その意味でFacebookやTwitterというのは、とても問題あるメディアだとは思うが、様々な情報が流れてくることには意味があると感じている。
ソ連が崩壊したきっかけがビデオだった。アメリカやヨーロッパの日常がビデオ映像で届けられ、いかに共産主義が貧しいか?を多くの国民が理解したことが背景にあると言われる。多くの日本人が某国営放送ばかり見ていて、
「総理はがんばっているなあ〜」
と思い込み、政権を支持してしまうのは、かつてのソ連と同じ構図。そこにネット情報が流れ込むことで、少しずつではあるが、現実を理解する人が増えてくると思える。だが、地方での国営放送の力は巨大であり、未だに「テレビは事実しか伝えない」と思い込む人が多いのも現実。あれ、音楽の話を書こうと思ったのに.....それはまた別の機会にする。
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