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申告時期になると、いつも思い出す伊丹十三監督と「マルサの女」そして映画製作日記のこと? [2019]

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申告時期になると、いつも思い出す伊丹十三監督と「マルサの女」そして映画製作日記のこと?

申告準備ができたので税理士さんの事務所へ。Excelに打ち込んだリスト。領収書。そして貯金通帳を提出。確認をしてもらう。監督業は儲かる仕事ではないので、多額の税金を払うことはないが、それでも幾らかの税はかかってくる。

そして間違いがあると税務署から調査される。そうならないように税理士さんが事前に確認してくれる。それで問題がなければ、後の複雑な作業を引き継いでくれる。が、数字に弱い僕は二つほどミスをしており、記載忘れがあった。それを後日、修正して提出。

申告となるといつも思い出すのは伊丹十三監督のこと。彼の監督デビュー作「お葬式」は大ヒット。だが、その収益の多くを税金として持って行かれショックを受けた。

「何でそんなことになるの?」

と調べていき、国税庁査察部という存在を知った。そこから「マルサの女」が生まれるのである。先輩がスタッフの一人だったので、色々と当時のエピソードを聞かせてもらった。伊丹監督が書いた制作日記「マルサの女日記」も読んだ。映画企画時から撮影、編集。完成までを監督自身が綴った本。

そんなのそれまでなかった。監督の視点で映画製作を見つめ、記録するなんて凄い。伊丹監督は「マルサ」だけでなく「お葬式日記」「大病人日記」も書いている。それらは当時、監督志望だった僕にはとても勉強になった。そんなことがあるので、僕もデビュー作「ストロベリーフィールズ」から製作日記を書いている。

企画時から撮影、完成、公開、DVD発売。その後まで。監督作5本。全て記録。自身で書いた。もちろん「明日にかける橋」日記もある。出版はされていないが、ネットで今も全部読むことができる。僕が伊丹監督の日記から学んだように、若い映画監督志望の子たちの参考になれば!と思っている。

それも伊丹監督の日記があったからだ。そのことも申告時期になると思い出す。とりあず、その内の2つのアドレス。以下に記載。

●明日にかける橋」監督日記

https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp

●「朝日のあたる家」監督日記

https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp




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