沖縄戦編集ー報告 編集だけでなく考えねばならないことがある? [編集作業]
沖縄戦編集ー報告 編集だけでなく考えねばならないことがある?
年賀状を書かねばならず、昨日の編集作業はあまり進んでいない。が、史実を説明する最初のパートを進めた。4月1日の米軍上陸、嘉数の戦い、シュガーローフの戦い、首里城の攻防と、それぞれが記録された映像を探し、並べて行く。そのナレーションも考えていかねばならない。沖縄戦の本。いろいろ読んだが、一番分かりやすく進展が書かれた本(その著者の方にも前回、インタビューできた!)を参考にする。
どの戦闘を取り上げ、どのくらいの分量にするか? どの地域にスポットを当てるか? 沖縄戦はいろんなことが各地で起きている。その全てを描くには1回では無理。全10巻になってしまう。どれを取り上げ、どれだけ説明するか?を選ぶのは難しい。もちろん、そのためには沖縄戦全般を理解していないとならないのだが。
もう一つの問題は沖縄戦以前の描き方だ。もちろん今回は「沖縄戦」がメインだが、それに至る太平洋戦争の経緯もある程度は説明せねばならない。が、それを始めるとまた全10巻の作品になるほどの量になってしまう。また、それを詳しく描くことで観客が混乱してしまうことも考えられる。そこもどの程度、どれだけの分量を見せるか?が大切なのだ。
その二つの問題。すでに手元のある映像や写真でやらねばならない。本来なら真珠湾奇襲を描きたいのでハワイ取材に行来たかったが、予算的に難しかった。ことはできない。今回、入手した素材でやるしかない。編集中に「これは外せない!」ということが出てきたら、新たに資料を探してでも描く必要がある。
が、アシスタントがいるわけではない。探すことで時間を使うのも考えもの。そんなことも考えながら作業を進める。
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