乙女たちの沖縄戦 映画サイトで記事に! [2022]
「ドキュメンタリー沖縄戦」感想= 「ショックでした。考えさせられました」 [沖縄戦ー感想]
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」感想
「ショックでした。集団自決の恐ろしさ。日本の教育。考えさせられました」
(60代、女性)
ようやく、MA! [映画「乙女たちの沖縄戦」]
ようやくMAを迎える。本当に長かった。昨年暮れに突然に連絡。「沖縄に行ってほしい!」そこからウロジェクトがスタート。翌週に取材。1週間。帰京してすぐにシナリオを執筆。これはドラマパートのシナリオ。年が明けてドラマ撮影。これは別の監督。僕はそこから昨年取材したドキュメンタリーパートを編集。
これがなんと!3ヶ月かかった。が、文科省の支援金で製作する映画。予算が異常なくらい低い。そのために編集はノーギャラ!それでも今回はやらねばならない仕事。前作の「ドキュメンタリー沖縄戦」で唯一取り上げられなかったのが今回の題材となった「白梅学徒」なのだ。
前回、ご本人とお会いしてOKまでもらいながら、スケジュールが合わずインタビューできなかった。そして何より女子学徒というとすぐに「ひめゆり」と言われるが、他にも多くの女子学徒が存在する。マスコミがスポットを当てない、そんな人たちを紹介したいという思いもあった。
3ヶ月の編集。その後に許可待ち。当時の写真探しで時間がかかり、今月になりようやく準備が整い、MAに入ることができる。結局、半年がかりの作品となった。その間に体調を崩し、寝込んだりもした。やはり1本の映画を完成させると(完成してなかったけど)精魂尽き果てる。おまけに戦争の悲しみを伝える作品はさらに重くのしかかり、体も心もボロボロになる。
だが、その映画が間も無く完成する。すでに東京公開は決定している。8月公開だ。さらに大阪、横浜、京都、沖縄も交渉中。前作は全国で大ヒットしたが、今回も多くの方に見て頂きたい。戦争体験者の方々、当時15〜17歳だった人たちはすでに90代。そして今年は沖縄返還50周年。歴史を振り返る機会としたい。