SSブログ

日本はもはや経済大国ではなく、後進国であること。気づいてますよね? [MyOpinion]

IMG_4585.jpg

日本はもはや経済大国ではなく、後進国であること。気づいてますよね?(改訂版)

昨年の夏。映画祭でロスアンゼルスに行き、痛切に感じた。まず、食事が高い! 普通に食べても2000円くらいかかってしまう(1ドル〜130円)。もちろんピンキリで安いところもある。が、観光客相手でない店でもそれなりの値段。サラリーマンの友人はランチはワンコイン(500円)主義というが、LAだとその額ではハンバーガーも食べられない。

でも、なぜ、アメリカの食事は高いのか? 

人件費が高いから。対して日本は人件費を抑えるから安くできる。ブラック企業と同様に、日本人は安い賃金で長時間働かされて、安い食事を提供しているということだ。それは後進国ということ。安い労働力で安いものを売る。戦後日本がしてきたこと。その時代に日本は戻っているのだ。

LA。昔はどこに行ってもメイド・イン・ジャパンだらけ。テレビ、ビデオ、ラジカセ、ウォークマン。でも、今回は韓国製とアップルばかり。LAエアーポートの大型テレビもSONYではなく、LGー韓国製ーだ。スマホはアップル。車だけは相変わらず日本車が多かったが...。

電気製品ではすでに世界シェアは韓国に追い抜かれている。留学時代、日本のテレビはアメリアとの貿易赤字報道が多かった。が、今、アメリカが頭を抱えているのは、中国に対する貿易赤字。日本との貿易赤字はそれに比べると小さな額なのだ。そう考えていて思い出したのは、日本への観光客がこの数年、急激に増えていること。

「日本は人気あるし、世界に愛されているんだよ!」

友人はそういうが違う物価が安いからだ。昔、僕らが物価が安いからと韓国旅行をしたように、日本は安いから多くが来て爆買いしてくれる。1980年代後半にNYのティファニーに日本人観光客が団体で押しかけたのと同じ。LAのロデオ・ドライブも日本人ばかりだった。それが今ではLAへの日本人観光客が激減。リトル東京も多くの店が締めている。僕が留学時代にはあった観光客向けの店はほとんど潰れていた。

沖縄取材でも思い知った。ホテルに泊まる多くが韓国、中国、台湾からの観光客。国際通りを歩いても同じ。アジアの国が経済的に余裕ができてバンバン旅行しているということだ。いずれにしても、日本は物価の安い国というのは間違いない。それは経済大国ではなく、貧乏国という証。その現実がありながら、多くの日本人。特に僕と同じ世代は今も

「アジアでナンバー1。世界の経済大国だ!」

と思い込んでいる。テレビを見れば

「日本人はこんなに凄い。世界で愛されている!」

という番組がやたらと多い。「韓国に負ける訳がない!」という変なプライドがある友人もいる。海外に行かない。テレビばかり見ている。そんな人たちは時代の推移に気づかず、すでに日本が経済大国でないことも知らず、安い賃金で、長時間労働させられているということだ。なぜ、そうなったか? 日本を経済大国に戻すではなく、一部の金持ちだけが儲かり、戦争ができる戦前に戻そうとしている人たちがいるからだ。それが今の日本の現実なのである。

m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「ロケットマン」のエルトン・ジョンと僕の高校時代。 [2019]

69666935_2945896408817977_5050652949051604992_n.jpg

映画「ロケットマン」のエルトン・ジョンと僕の高校時代。

もう少し、今度は映画「ロケットマン」ではなくエルトン・ジョンについて書いてみる。先にも書いた通り。高校時代に映画「フレンズ」の主題歌を歌っていることで存在を知り、あれこれ聞き出した。アルバムとしては「ピアニストを撃つな」を擦り切れるほど聴いた。中学時代はビートルズとビー・ジーズを聴きまくったが、高校はエルトン・ジョンに始まり、クイーン、ローリングストーンズと進んだ。

映画「ボヘミア・ラプソディ」が昨年公開されたし、エルトン、クイーンは高校時代のメモリーだ。ただ、僕の場合。音楽は徹底して聴くが(ベストではなく、アルバムで過去に遡る)アーティストの歴史とか背景には興味がない。曲自体と向かい合う。だから、コンサートは行くが自伝を読んだりはしない。本人に会いたいとかもない。

ミックジャガーに会いたい!サインが欲しい!とかも思わない。曲を聴くことが何よりも彼らと接し、知ること。そんなだから、フレディがゲイでエイズで死んだとは知っていたが、インド人で、あんな家族がいて、あんな人生を送っていることは知らなかった。

エルトンも同じ。映画「フレンズ」のヒロイン・アニセーアルビナがロンドンのスタジオで会った時(1970年)は気さくないい人で、一緒にランチ食べたりしたけど、数年後に会うとプライドの高い嫌な奴になっていたという話をしていたことくらいしか知らない。その辺は映画で描かれている部分でもあり、感じるものがある。

高校卒業前にリリースされたのが「恋に捧げて」評判は良くないが、僕は好きだった。オープニングはなんと「ジョニーBグッド」のディスコバージョン。卒業後に名作「青い肖像」「グッバイ・イエロー・ブリックロード」を聴いた。これはオンタイムではない。後者も「ピアニスト」と同様に映画から影響を受けている。イエローブリックロードというのは黄色のレンガの道。そう「オズの魔法使い」で主人公のドロシーが歩んだあの道のこと。

そのアルバムは1000万枚のセールス。同じく1000万枚セールスの「キャプテン・ファンタスティック」何がいいのか?未だに分からない。1985年に公開されたアメリカ映画「ファンタンゴ」の主題歌はその「イエロー」に収録された「 Saturday Night Its all Right For Ftighting」だった。その監督がUSC映画科卒業生。そこに僕は2年後入学する。

その前後からエルトン・ジョンの曲はパワーを無くしていく。というより、高校3年から聴きだしたローリング・ストーンズの方が自分に合ったからかもしれない。メローで、美しいエルトンの歌は日本ウケする。「ユアソング」なんて何度CMソングになったか? 映画の主題歌にもなっていたし(就職戦線異状なし)。誰もに愛される歌だ。でも、高校を出て戦いを始めた僕は不良のロックであるストーンズに魅力を感じたのだろう。

そのあとは横浜で暮らしだして、ブルーススプリングスティーンの歌と出会い。さらに美しいエルトンのサウンドはかけ離れた、どちらかというと汚れた(?)ラブソングを歌うブルースの方が合っているとと感じたのだろう。しかし、その後、映画監督デビューして作った映画を音楽で例えるなら、不良ロックのストーンズではなく、エルトンの悲しくも美しいラブソングの方が近いように感じる。彼の歌が心に染み付いているのだろう。

そのエルトン・ジョンのライブはLA留学中に見ることができた。1989年。ウエスタフォーラム。3万人ほどのキャパ。そこで高校時代から聴いた彼の歌を生で聴くことができた。オープニングは「ベニー&ジェッツ」今回の映画でも流れた。ちなみにこれも「雨のロスアンゼルス」という映画の主題歌。そして、クライマックスは「ファンタンゴ」の主題歌!大盛り上がり大会。一昨年来日したが、入場料があまりに高く行けなかった。が、行った京都の「友達」は最高だったと絶賛。悔しい思いをした。

そんなエルトンがどんな人生を送っていたか? 今日の映画で知った。暑さが収まった深夜。部屋で一人、彼のアルバムを聴いている。



m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

エルトンジョンの人生を描いた映画「ロケットマン」=同時に映画を観るあなたが自身を探す物語。 [映画&ドラマ感想]

69310675_2945451315529153_5729792750061092864_n.jpg

エルトンジョンの人生を描いた映画「ロケットマン」=同時に映画を観るあなたが自身を探す物語。

金正恩ではない(一時期、トランプは彼のことをそう皮肉っていた)アメリカのスーパースター・エルトン・ジョンの物語。僕が中学時代にビートルズを夢中で聞いたあと。心惹かれたのもエルトン・ジョン。映画「フレンズ」(1971年公開、「小さな恋のメロディ」と並び話題になって大ヒットした映画)の主題歌を彼が歌っていたのがきっかけで、アルバム「ピアニストを撃つな」聴いた。

タイトルはフランソワ・トリフォー監督の名作「ピアニストを撃て」のオマージュである。(ジャケットに映る映画館にもそれが出ている)このアルバムの「ダニエル」と「クロコダイル・ロック」が好き。日本人好みの美しいメロディ。そしてバリバリのロックではない、胸踊るロックンロール。日本でもすでに人気があった。

そこから高校時代に何枚かアルバムを聴いて、卒業時に「恋に捧げて」がリリース。当時はディスコブームなので、全曲ノンストップのディスコ調アルバム。そして映画学校の時に聴いたのが「蒼い肖像」このオープニングは1分の前奏がある7分の歌。「トゥナイト」B面の「Sorry seems to be a hardest word」(輸入版で聴いたので日本語タイトルを知らない)の2曲はもうシンフォニーだ。心に染みる悲しく壮大な曲。この曲は劇中でも演奏される。そんな具合に映画で流れる歌はほとんど知っていた。

前置きはこのくらい。昨年、フレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミア・ラプソディ」が公開。あれも心に染みる作品だった。こちらも同じくスーパースターが悲しみの十字架を背負い、足掻く物語。有名になっても、億万長者になっても、その心の傷は癒されない。親に愛されない。認められない。ゲイであることの悲しみ。双方に共通する。素晴らしい曲を作る力を持ちながら、そのことから逃れられない。

いや、あんな素晴らしい曲を作れるからこそ、些細なこと。小さなことが大きな心の傷になるのだろう。同時に、親の愛、家族の愛というものがどれだけ大切であるか?を感じる。深く傷ついた心を癒すことは大いなる称賛でも、新しい愛でもできない。しかし、そこから生まれてくる歌。「ユア・ソング」も先の「トゥナイト」も心から血を流しながら作ったことを感じる。

彼らのような大成功したアーティストではない僕でも、彼らほどの深い悩みも抱えていないが、同じ作品を作るものとして、共感するところがいくつもあった。エルトンが自宅で「ユア・ソング」を歌うところ。最後の治療センターの場面ではボロボロと涙が溢れた。分かり合えない悲しみ。理解されない寂しさ。作品を作らなくては生きて行けない。作詞を担当する親友バーニーハミルトン。名前は昔から知っていたが、ああいう人だったのだ...。

僕はなぜ、映画を作るのか? 愛はアーティストを救うことはないのか? 現在のエルトンは幸せなのか? 自分自身を探す2時間の旅だった。この映画はエルトン・ジョンの人生を描いた映画だが、同時に映画を見るあなたが自身を見つめ直す物語。まだまだ書きたいことはあるが、今夜は1人で「ピアニストを撃つな」と「青い肖像」を聴きながら自分の人生を振り返ってみる...。



m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

高校で使う日本史の教科書。総理のお爺ちゃんのことは詳しく書かれていない? [戦争について]

68602205_2919692838105001_6631437356224217088_n.jpg

高校で使う日本史の教科書。総理のお爺ちゃんのことは詳しく書かれていない?

先に紹介した日本史の教科書。かなり歴史を歪めているか?と思いきや731部隊(人体実験を行った。生きている人間を残虐な方法で殺したりした)の紹介がある。これは僕らの時代は存在さえ知らなかったが、ちゃんと書かれある。そして僕は「ドキュメンタリー沖縄戦」製作に際して勉強するまで知らなかったことだが「軍の関与で集団自決が起きた」という事実も記載されている。

これは何年か前に「軍の関与」が削られて、勝手に住民が自決したというふうな表現が教科書に載り、沖縄で大規模な反対運動が起きた。その後、どうなったか?と思っていたが、この教科書にはしっかり説明されている。だが、記載されていないこともある。

あの人のお爺ちゃん。岸信介の記述は1960年の日米安保改定からだ。「アメリカへの従属ではなく、対等な立場に立った上での提携関係の強化をはかろうとした」と書かれているが、実際「対等」どころかさらなる「従属」であることは最近発売された「知ってはいけない2」(矢部宏治著 講談社現代新書)等で当時の極秘資料を使い証明されている。現代でいう「集団的自衛権」決議。日米のより「強力な関係」ではなく「戦争への参加」が本来の目的だったのと同じ。

そして、その岸信介のそれまでの経緯はこう書かれているだけ「1957年(昭和32年)に成立した自由民主党の岸信介内閣」その岸が戦後のA級戦犯であり、戦時中に中国で児玉誉士夫(ロッキード事件で注目された人物)を使いアヘンを売りさばきボロ儲けしていた金を米軍に提供。その後、アメリカ側のエージェントとなることを了承したことで無罪釈放となったこと。

さらに、教科書にある1957年に成立した自民党はCIAが岸に進呈した資金を元に作ったことは、記載されていない。これらは都市伝説のようなものではなく、アメリカ側の資料で明らかになっている。つまり、もともと自民はアメリカの紐付き政党なのだ。その後も年間、莫大な資金の提供を受けている。

アメリカとしても進駐軍に変わる政党を作り日本を操る必要があったのだろう。このように戦争を利用して大金を稼ぎ、その金でA級戦犯から逃れ、処刑されることなく、それも総理大臣にまで上り詰めた。つまりアメリカのために働くことで戦争犯罪人が許されたという事実は書かれていない。

このように戦前戦後というのは、現代に繋がるとんでもない事件や人物が存在するので、歴史として子供たちに教えるのが難しい。まして、その人物の孫が現代の総理大臣。結局、歴史の授業では本当のことを教え辛い。

多分、10年後の教科書にも現総理はは2回に渡って総理大臣を務めたいうことしか記載されないだろう。(他に実績ないし)嫁が関わった事実が載る公文書を書き換えさせたり(或いは本人の指示はなかったが、周りが忖度して改ざん)レイプ犯のお友達を助けたり、別のお友達には学園をプレゼントしたりということは書かれないだろう。



m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

リハビリを兼ねてHDの整理をする。 [2019]

68949182_2939230936151191_2673175468798115840_n.jpg

リハビリを兼ねてHDの整理をする。

一昨日は映画館。昨日は医者。本日は久々に晴れたので暑い。リハビリを兼ねて、部屋で作業。映画製作がスタートすると、なかなか出来ないHDの整理。何本も映画を作ると、その度にHDが増える。

今は4TBがあるから便利だが、それでも数が必要。どこに何が入っているか?確認。大切なデータはいくつかのHDに分けてコピー。万が一に備える。紙資料と違い、HDは便利だが、いちいちパソコンで開けてみないと中身が分からないので面倒でもある。

以前もあるデータが迷子になり、これこれHDを取り出して大捜索したことがある。そうならないように整理することが大事。だが、それをする時間が制作中はなかなかない。そしてデータコピーには何時間もかかる。やるなら今、このリハビリ期間中だ。


m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

嫌われ者の正体?=なぜ、その人は嫌われるのか? その影で国民をコントロールしようとする人たち? [MyOpinion]


12279112_936091206465184_5798642374334691830_n.jpg

嫌われ者の正体?=なぜ、その人は嫌われるのか? その影で国民をコントロールしようとする人たち?

嫌われている人に興味を持ってしまう。森羅万象のこともあれこれ読んでいる。あと野ブタも国民からどうしようもない位に嫌われている。ただ、この二人は発言だけでなく、行動そのものが売国奴的なものであり、日本国民から嫌われるのも当然だ。

が、そうではない嫌われ者もいる。代表はトランプ大統領。彼については就任時から記事であれこれ書き、少し前にその決定版をアップしたが、本質をマスコミが伝えず、大規模なネガティブキャンペーンをされるケースだ。そうすれば多くの国民に嫌わせることは簡単。

トランプの目的=>https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2019-06-30-2

他にも小沢一郎。あれこれ勉強しているので、いつか記事にしたいが、彼もまた大規模なネガティブ・キャンペーンに攻撃された人。分かりやすくいうと「小沢一郎が嫌い」という人で彼の悪行について明確に答えられる人はいない。「イメージが悪い」「怖い」「悪代官みたい」と印象で語る人ばかり。なぜか?政敵が数百億をかけたネガティブ・キャンペーンを行い、多くの日本人がそれに乗せられたからだ。

古賀茂明さんも最初は「変人」というレッテルを貼られて、バッシングされていたが、それは古賀さんが官僚機構の闇を暴く本を出版したから。籠池さんも森友学園報道のワイドショーを見ていると最悪のイメージ。その後、作家の菅野完さんが「頭のいい大阪のおっさんというのは本当のところ」と印象を語ったり、「ほんまかいな〜?」と僕自身も信じられなかったが、ワイドショーに乗せられていたことを知る。喚問では事件について正直に語り、議員がそれを批判するという展開。応援したくなったほどだ。

また、マスコミのネガティブキャンペーンだけではなく、プロレスでもそうだが、悪役レスラーというのがいる。嫌われる役を演じているのだ。その逆が中身も何もないのに、「この人は違う。何かある。期待したい」というイメージ作りをしている、あの2世議員。最近、結婚されたあの方もいる。いずれも、マスコミ報道を鵜呑みにして「許せねえ」とか「応援したい!」といういうのは恥ずかしい。いずれにしても大きな力を持つ存在が、自分たちの利益に繋がるように、国民を誘導、コントロールしようとしているのだ。

それは嫌なのでその辺には注意している。現在はN国と橋下を勉強中。嫌われ者は記事にするだけで、褒めなくても誹謗中傷コメントが来るので、厄介だが、また記事にする。


m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

学校の授業ではなく、映画からいろんなことを学んだ。=それが今、仕事に生きている。 [MyOpinion]

IMG_3197.JPG

学校の授業ではなく、映画からいろんなことを学んだ。=それが今、仕事に生きている。

映画の仕事をしていると、いろんなことを勉強する。僕の場合は書道、原発、1983年、1989年、沖縄戦。そしてロケする街の風土や歴史。そして自然。そんなことを徹底して調べることが仕事。

高校時代。現国、数学、英語、化学、古典、歴史といろんな科目があったが、どれも興味を持てず、まして英語は教える教師が英語を話せないという現実。歴史も何年に何が起こった。**改革はどんな内容か?というクイズのようで、どれも興味を持てなかった。

学校が終わってから、こっそりと通った大阪の名画座で観た映画。そこからいろんなことを学んだ。「ウディ・ガスリー わが心の故郷」を観てアメリカの歴史を知り「大統領の陰謀」を観てニクソン事件を見つめ「タクシードライバー」を観て、ニューヨークという街を経験する。

実際、映画を作るようになって感じるのは、当時、見た映画。そのことであれこれ調べたり本を読んでいたことが役に立っている。それらの経験や知識がベースとなり、今の仕事のプラスになっている。10代に意味ある勉強をしていれば、もっと役に立つことあったはずだ。

にも関わらず、学校ではなぜ、無意味と思えることばかり教えるのか? その理由はこれまでに何度も書いた。優秀なサラリーマンを育てるのが日本の教育。まるで戦時中。

「兵隊になって国のために戦う!」

多くの国民がそう願ったように、親たちは

「一流大学に行って、一流企業に就職すること!」

それが幸せだと思ったが、それに向いていない子供たちが落ちこぼれていった。構図は同じだ。国策に踊らせれ、利用されているだけ。高校時代はそこまで気づかなかったが、それが受験戦争の背景。だから、若い人には伝えたい。今、真面目に学校の勉強をやっても意味はない。それは

「自分で考えることが出来ず、与えられたことしか出来ない大人」

になるということ。これからの時代に、必要とされているのは

「自分で考えて行動できる人!」

そのためには自分には何ができるか? 何がしたいか? を見つけること。今の10代に伝えたい。大学生活をバイトとコンパだけで過ごしてはいけない。自分ができること。やりたいことを見つけろ!そんなこと伝えて行きたい。


m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

なぜ、日本人は政治の話を避けるのか? 議論しないのか?=そこから見える教育と習慣。利用されやすい人たち。 [MyOpinion]

IMG_3674-a950d.jpg

なぜ、日本人は政治の話を避けるのか? 議論しないのか?=そこから見える教育と習慣。利用されやすい人たち。

先日、長年の友人と電話で話した。彼の町で参議院選はどうだったか?を例によって訊こうとしたら、言われた。

「その辺を話すと揉めるので...」

僕が「れいわ新選組」の記事をかなり書いている。それを読んでくれていると言う。彼は自民党支持。そのことで揉めたくないというのだ。だが、その友人は非常に聡明で鋭い。僕のことをよく分かっている。なのに政党の話を避ける。僕が自民を批判し「れいわでなければ!」と感情的に訴えると思ったのだろうか? 

確かに僕のFacebookにも「N国」「橋下」のことを書くと感情的に「許せない」「最低だ」と記事を読まずにコメントする人たちがいる。政治は日本人を感情的にするのだろう。しかし、もし、議論するなら、その党のプラスとマイナスを考え、他党と比較する。その上で今後、どう考えていくべきか?を話してこそ意味がある。感情的に争っても無意味。だが、そうなることが多いのだろう。なぜ、日本人は政治に対してはそんな反応を示すのだろう?

まず、ディベートが下手。慣れていないということがある。つまり議論。アメリカでは子供の頃から学校でディベートの授業がある。2つの対立した考え方を議論。感情的にならず、論理的に言葉で説明して、相手を説得するという勉強。それの究極が大統領選前にある候補者同士のディベートだ。最近ではトランプVSヒラリー。有名なところではケネディVSニクソン。

でも、日本の総理を選ぶときに、そんなことをしない。知事選でも報道番組が候補者を呼ぶが、司会者が順に質問するというパターンで候補者同士の対論はほとんどない。どうも日本人は対決を避ける傾向もある。それと議論が苦手。日常でも意見がぶつかると「まあまあ」と揉めないような方向に、周りが持っていこうとする。

つまり、日本人は意見を述べるのが苦手。議論はもっと苦手。対決を好まない国民性。だから、意見が分かれる政治になると、議論ではなく感情的対立になりがち。いかにも日本的な背景だ。こうして地方では自民支持でも他の党支持者とは深く話さない。他の党支持者も同じ。それぞれに支持政党以外の政策を知ろうとはしない。

他に素晴らしい政策の党が出てきても関心を持たない。古い政党にとってはありがたい習慣だ。あれ? これは宗教と同じだ。仏教信者はキリスト教に興味を示さない。途中で宗教を変えると言うことは少ない。同じように代々、仏教徒は親も子も仏教。同じお寺に関わる。

自民支持者も地方では代々自民。他の政党には関心を持たない。こうして宗教も政党も腐敗し、搾取が行われても、信者も支持者も気づかず。他を知ろうとしない。議論もしないし。政党や宗教に支配され、自分たちのための宗教や政治ではなく、組織の利益のための信者、支持者になってしまうのだろう。政治と宗教の両方をやっている組織もあるしね。日本人は本当に利用されやすい国民性と習慣を兼ね備えている。


m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

憎しみがあなたから冷静さを奪ってしまう。=嫌いな人のことを知ろう。好きになる必要はない。そこから解決策が見つかる。 [戦争について]

69578679_2936154179792200_6765387116919652352_n.jpg

憎しみがあなたから冷静さを奪ってしまう。=嫌いな人のことを知ろう。好きになる必要はない。そこから解決策が見つかる。

昨日は「嫌われ者を勉強しよう」シリーズで橋下徹の本の写真をあげて、嫌いな人を知ることも大事。さらに、こう書いた。

「橋下だ。写真見ただけでムカつく!という方は前回の記事にも書いた通り、ネガティブ・キャンペーンに乗せられやすいタイプと思えるので、客観性を失ってないか?考えてほしい」

と書かせてもらった。感情的に攻撃する前に、冷静に物事を見つめようと言うメッセージだ。にも関わらず、以下のコメントが入った。

「どの面さげて語れるのか!ちゃんちゃらオカシイ!こんなもん読まぬ、時間のムダだ」

橋下本に対する感情的な批判。おかしいのはまず、その本を推薦している訳ではない。僕自身が興味を持って読むと言っているだけ。なのに、本の写真を見ただけで「橋下だ!許せない」と怒りを感じ、記事を読まずに中傷コメントを書いたということだろう。

どのような方なのか?タイムラインを拝見した。れいわ支持、香港デモを応援、映画「ひろしま」を宣伝。心ある、思いある方だ。現在の政府の方針に疑問を感じ、伝えようとしている。なのに、先の感情的なコメント。「だって橋下だから!」と言うかもしれない。それを自分のFacebookに書くのなら問題ない。それを他人のFacebookのコメント欄に脈略なく書き込む。記事も読んでいない。記事にはこう書いてある。

「橋下だ。写真見ただけでムカつく!という方は前回の記事にも書いた通り、ネガティブ・キャンペーンに乗せられやすいタイプと思えるので、客観性を失ってないか?考えてほしい」

まさにその通りの反応を取っている。この人を批判しているわけではない。せっかく、このような書き込みをしてくれたので解説したい。人は憎しみに支配されると冷静さを失う。韓国が嫌いな人が「韓国」と聞くだけで「嫌いなんだよ!」と憤る。「国に帰れ」と罵倒する。弁護すると「お前も韓国人か!」と言いだす。そんなことでデモをする団体もいる。そんな人たちの行動は多くが批判する。

「橋下、許せねえ」はいい。でも、それを他人のコメント欄に書き込む。落書きコーナーでもそんなことは書かない。僕の「友達」は4900人台。その多くが読む可能性があるコメント欄に、自分の感情をぶつけ、橋下の悪口を書き込む。それは必要なことだろうか?場所を考えず嫌韓発言をする人たちと大差ないのでは? 

太平洋戦争時、日本人を知らないアメリカ人が「リメンバーパールハーバー」と軍に志願。国内の日系人を迫害した。許せなければ何をしてもいいのか?日本では米英鬼畜と叫でいた。でも、ほとんどがアメリカ人を知らない。そんな国同士が戦争した。だから、まず知ることを伝えたいという記事を書いた。そこに

「こんなもん読まぬ、時間のムダだ」

と書き込む。心あるれいわ応援者がなぜ、そんなことをするのか? 憎しみは人から冷静さを奪い、感情的に暴走する。その行動パターンを利用したのが戦争である。アメリカ軍は日本を熟知していた。が、日本軍はアメリカの力を把握していなかった。だから日本は負けた。相手が憎いのなら、罵るだけでなく、敵を知ること。

そして、憎しみに囚われないことで、戦争を避けた解決法が見えてくる。だから、嫌いな人を知ること大事。本を読めとは言ってない。知ることが大切なんだ。


m_E6B296E7B884E688A6V.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

facebook友達のSさんから嬉しいメッセージを頂いた。こんな方もいるので、頑張ろうと思える。本人の同意を頂いたのでご紹介。 [れいわ新選組]

68247842_2890159687724983_6560571151754461184_n.jpg

facebook友達のSさんから嬉しいメッセージを頂いた。こんな方もいるので、頑張ろうと思える。本人の同意を頂いたのでご紹介。
******************************

こんにちは[わーい(嬉しい顔)]?いつもFacebookで投稿を興味深く読ませていただいております。太田監督の記事を読ませてもらうようにになり、私の中で変化があった部分があります[わーい(嬉しい顔)]

○マスコミ情報を鵜呑みにしなくなったこと(これはれいわを応援し始めてからも生まれた感覚)

○ひとつのニュースを聞いた時に、色んな人の意見、考え(身近な家族、ラジオ、ネットなど)をまず聞いたり情報を集めてから、考えをまとめるようになったこと

○映画はもともと大好きだけど、監督の目線からの記事を初めて読み、そんなに心身に負担をかけるほど大変なものなのかということを知り、改めて映画の見方が変わったこと。

これにより、ニュースや色んな報道を見たり読んだりした時に、かなり落ち着いて考えることができるようになったのは、大いなる進展です[わーい(嬉しい顔)]ますます混乱する時代に、パッと飛び付いたり、パッと感情で判断することが(特に怒り)いかに危険なことかも、がだんだん理解しつつある今日この頃です。

先日の、嫌いな人を知る、まさに今みんながしないこと(したくないこと)ではないでしょうか。安部さんを知らずして安部さんのどこが悪いかは、やっぱりわからないまま『安部やめろー!』と言ってもどこか説得力に欠けるような気がします。

私が太郎さんを好きなのは『ガチでケンカする』姿勢です!ガチとは、真っ直ぐ相手を見据えてのこと。ある意味、太郎さんは色んなことを徹底的に研究されてるのではないか?と前々から思ってましたが、やはり監督のおっしゃるように、嫌いな人をしっかり見据えて、が根底にあるような気がします。

なので、私も『安倍晋三大研究』でお勉強したく思いました!まだまだ追い付きませんが、少しでも私なりに勉強してガチのケンカをしたく思います[わーい(嬉しい顔)](元ヤンとかではございません、あしからず)



asahi20_edited-1.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画