参議院選、開票速報の威力?!=初めて「れいわ新選組」が全国ネットに乗った瞬間。 [れいわ新選組]
参議院選、開票速報の威力?!=初めて「れいわ新選組」が全国ネットに乗った瞬間、全国で何が起こったのか?。
投票日の夜。僕は幸運にも「れいわ」選対本部(?)にいることができた。れいわ候補者の皆さんと応援団。凄い数のマスコミとテレビカメラがひしめく。人々の熱気で冷房しても温度が上昇。サウナ状態だ。そこに中継が入るたびに、太郎さんは席に着き、カメラに向かい、テレビ局スタジオからの質問に答える。それを僕らは真後ろから見つめた。当確が出るたびに会場は盛り上がる。拍手喝采。祭りのような騒ぎになった。その間に何件かのメールが届いた。
「監督。テレビに映ってますよ〜」
何? どこのテレビ? 何の番組? あーこれかあ。そう、この開票番組。太郎さんの後方の席なので中継されると映り込んでいたのだ。前から7列目ほど。一番後ろの席。よく見つけたなあと思って、あとで録画したビデオを確認してみたら結構、目立っていた。怪しい白髪頭の男が後方で微笑んでいる(上写真で該当する人を見つけてくださいね)
それを見つけた全国の友人がメールをくれたのだ。京都、静岡、東京。それも友人たちは政治に興味はない。でも、開票速報を見ていたのだ。それまでテレビはテレ朝以外、どの局も(日テレでも十数秒放送されたが)完全無視をしていたのに、投票が締め切られた途端に「れいわ」特集を連発した。日本全国。ほとんどの人が「れいわって何?」という状態だっただろう。街頭演説の映像を見て
「えーーこんな人気あったの? 知らなかったなあ」
というリアクションだっただろう。本当に許せないほどの完全無視。黙殺だった。テレビ局とはこんなにも圧力に弱い組織だったと改めて痛感した。だが、各局が「れいわ」を報じ始めてからは爆発的な勢いで、その存在が広がったのだ。全国の人が初めて見る「れいわ」そして忘れかけていた山本太郎の姿。
「あの車椅子の人。当選? 誰なの?障害者が立候補していたの?」
「蓮池透さん。なんでいるの?」「山本太郎ってまだ議員していたの?」
「新選組? 大河ドラマの?」「えー政党? 2議席ゲット?」
そんな疑問と驚きと衝撃が日本全土に走った。もう、これは官邸も止められない。局も忖度しない。堰を切ったように「れいわ」の波が全国へ流れ出したのだ。政治に全く関心のない僕の友人たちが見るほど、多くの人がテレビ画面を見ていた。
テレビ局の完全無視は本当に悔しかった。が、それも山本太郎の中では計算済みだったのだろう。どんなに官邸が止めても、開票速報では流れる。注目を浴びる。そうすれば「れいわ」は全国が知る存在となる。そこからが次の勝負だ。そう、今回は前半戦。「アベンジャーズ」で言えば「インフィニティウォー」だ。次回の衆議院選が「エンドゲーム」だ。
れいわ新選組は全国メジャーになった。選挙中も物凄い気づいかいをして放送したテレビ朝日。明朝の番組「モーニングショー」で山本太郎が登場する。れいわ十勇士の反撃はこれから始まるのだ。
「ドキュメンタリー沖縄戦」を楽しみにしてくれている皆様へ [お知らせ]
「ドキュメンタリー沖縄戦」を楽しみにしてくれている皆様へ
いつも、このブログを読んでくれて感謝。作品は今年3月に完成しているが、未だに上映準備が進んでいない。特に圧力がかかっていると言う訳ではないが、色々あって止まっている。
問題を解決。まずは、沖縄で完成披露試写会を計画。うまくいけばこの秋。それが実現できるように頑張っている。
すでに沖縄取材のエピソードは記事にしているが、上映が決まれば、沖縄戦に関することを詳しく書いていきたい。それまでは、あれこれ別の話も書いて行く。
戦後の全ては沖縄戦と関連しており、それらを見つめることで日本という国が見えてくる。その意味で、参議院選。特にれいわ新選組を注目することも、同じ渦に繋がること。いずれ分かってもらえるはず。上映に関しては決まり次第。また、このブログ上で発表させてもらう。
巨大組織のタブーに斬りこんだ山本太郎の作戦。=闇に光を当てた選挙戦?を解説。 [れいわ新選組]
巨大組織のタブーに斬りこんだ山本太郎の作戦。=闇に光を当てた選挙戦?を解説。
今回の参議院選。山本太郎の功績は2議席を取り、れいわ新選組を政党にしたということ言われる。が、それだけではない。あの9人の候補を立てること自体で、国会議事堂で仕事をする前に大きな功績を上げている。それはタブーへの挑戦。そこを説明する。
まず、野原ヨシマサ候補の存在は創価学会&公明党という日頃は批判しづらい巨大組織のあり方に疑問を投げかけるものだった。それを外部の人間が行っても「学会が嫌いなんだ」「公明を批判したいだけ」と思う人もいるだろう。しかし、野原さんは現役の学会員。それはもう内部告発。彼の指摘は筋が通り、まさに公明が暴走をし、本来の協議から外れていることが分かった。
ふなご候補と木村候補。いや、すでにお二人の議員先生だが、彼ら彼女らが候補に立ったことでも、様々な効果を上げている。障害者が立候補ということで、同情されるだけ可哀想な人たちとさえ思われがちなのに、議員として活動できるということを伝えた。障害者に対する認識が大きく変わるはず。彼らを迎え入れるために国会議事堂のバリアフリー化も必要となる。そのことで今後はバリアフリーということがまた注目される。
そんなお二人を全く無視したテレビ局がある。というか、全局が完全無視だったが、夏に毎年「愛は地球を救う」というタイトルで障害者の方々を応援する局も完全無視だったこと。強い疑問を感じる。何十年も続くイベント番組。障害者の皆さんへの強い思いがあるはずなのに、無視。報道も紹介もしなかった。そこから見えてくるのは、あの番組は福祉目的ではなく、商業主義であるということ。別記事で書いたが、金儲けのために障害者を利用している番組であること。今回、明確に伝わった。
さらにTBSも「NEWS23」で山本太郎インタビューをしながら、それもメインキャスターの小川さんが取材しながら、投票が締め切られるまで放送しなかった。それどころか番組中で「れいわ新選組」という名前を一度も口にすることなく、完全無視。そこにはもう報道という目的はなく、官邸に対する忖度のみしか存在していない。
オウム事件時にも教団の抗議に対して坂本弁護士の名を明かし、そのために彼と彼の家族が殺害される事件に発展した。そんな過去がありながら、今回は官邸の忖度。それでいて「私たちはれいわを無視していませんよ」というアリバイ取材をし、投票日の夜に放送というのが「NEWS23」という番組であることもよく分かった。「中立公正」「報道の自由」とかもっともらしい言葉を掲げるテレビ局の偽善もまた「れいわ」が暴き出すことになった。
つまり、山本太郎は当選して「れいわ」が国会で仕事を始める以前にこれらの現実を暴き出してしまったのだ。どれを取っても業界のタブーばかり。報道機関もフリー記者も絶対に扱えない巨大組織の腐敗。それを選挙というイベントを通してクローズアップし、多くの国民に知らしめたのだ。見事としか言えない。「れいわ」登場の意味。別角度からまた紹介する。
選挙選で感じたこと。情報を疑え、裏をとれ、安易に信じてはいけない。=日本人は簡単に乗せられてしまう? [れいわ新選組]
選挙選で感じたこと。情報を疑え、裏をとれ、安易に信じてはいけない。=日本人は簡単に乗せられてしまう?
今回の選挙選で印象的だったのは、僕のFacebook、ブログ、Twitterのアクセス数が桁違いだったこと。日頃は記事に対して「いいね」12個とかいうのに、100、200、400という「いいね」や「シェア」が続出した。Twitterでも1000「シェア」というのが何度もあった。いかに「れいわ」を応援する人が多かったか?を示している。
ただ、コメントを見ていると、????というものも結構あった。「日本を変えよう」「山本太郎を応援しよう」という思いがあるのに、空回り?しているような人を結構見かけた。例えば「NEWS23」事件。太郎さんのインタビュー取材をしながら、未だに放送しない件。あるコメントが来た。
「TBSは21日に放送すると発表しました」
やっぱそうか。開票速報で流すんだ。そうすれば官邸からクレームはつかない。番組もれいわを無視していないと対面を保てる。汚ねえなあ........ん?待てよ。その情報は本当に正しいのか?そう考えて、その方に返信してみる
「情報元はどこですか? テレビスポットですか?」
と、教えてくれたのはあるツイート。そこに
「21日だそうです」
と書かれいる。が、それは伝聞。誰から聞いたか?書かれていない。で、その人にも質問してみたが、返事は来なかった。つまり、それは情報として信頼性がないということ。
実際にTBSに電話をした人が何人もいる。いずれも「未定です」と返答されている。つまり、局が発表していないことを、ハンドルネームで「21日だそうです」と発信する人のツイートを見て「TBSが発表」と思い込んで、自身もツイートしてしまった。間違った噂が広がる典型的なパターンなのだが、そんな風に悪気はないのに根拠のない情報を拡散してしまう。また、そのツイートを見て
「21日だと。酷い。TBS許せない!」
とさらにツイートする人。ま、結果、その情報は正しいものになりそうだが、その時点では事実ではない。情報源を確認せずに、ハンドルネームの誰だか分からないツイートを信頼するのは非常に危険。先の衆議院選でも「排除リストが存在する」という情報が流れ、小池百合子がバッシングされた。「排除発言は」は事実だが、「排除リスト」は自民が小池を追い落とすための偽情報だった。偽リストが雑誌に載り、小池新党は大打撃。そんな風にフェイクニュースを使って選挙を歪める輩が毎回いる。
引っかかるのは、本当に純粋に候補者を応援する真面目な人が多い。今回も山本太郎、共産党、らへのデマやフェイクニュースがいくつも流されていた。そして相変わらず、それに乗せられている人を多く見た。まあ、最大のフェイクニュースは新聞社が選挙活動解禁と同時に掲載する、いつもの記事。
「自公圧勝。過半数を独占」
街頭演説が始まると同時に、そんな記事が出せるわけない。正確だとしても、それはもう過去の情報。記事にする意味がない。あるとすれば「また自民か....投票しても意味ないな」とやる気を奪うだけ。それが目的なのだ。そうやって選挙選以外でも嘘を流して人々を誘導する。それが政府や企業のやり方だ。それに乗せられる人が今も多い。情報を疑え、ネットを簡単に信じてはいけない。もちろん、僕の書く記事も疑いながら読んでほしい。
権力を乱用する巨大組織の崩壊が始まった?=時代が変わる予感 [れいわ新選組]
権力を乱用する巨大組織の崩壊が始まった?
=時代が変わる予感
いよいよ本日は参議院選挙の日だ。昨日まで応援する「れいわ」候補者の記事をいっぱいアップしていたのだが、え?というようなニュースも次々に入ってきた。また、スピンか?「スピン」というのは、ある種の人たちが肝心なニュースから多くの人の目を反らせるために流したもの。選挙が近づくと急に芸能人のドラッグ事件が発覚したりするはそれ。選挙に注目させず、そちらに関心を持たせるように誘導するのだ。
そんな黒幕はすぐに分かる。
有権者が大人しく寝ていてくれれば勝てる政党だろう。だが、今回は本当にスピンだろうか? ジャニーズ事務所の圧力問題。吉本芸人による会社批判。これ昔から言われて来たことだし、業界の人は皆、真相を知っている。でも、マスコミは絶対に報道しなかった。それが報道されるのはなぜか? スピンに使うために芸能界の大手事務所が傷つくことを流すか?芸能人のドラッグ問題の方がてっとり早い。
そんなことを考えながらも余裕がなく、あの政党の街頭演説の撮影に出かけ、自宅で編集。ネットでアップ。その記事を執筆。もう、仕事だ。フリージャーナリスト兼カメラマン兼編集である。ネットでの反応は凄いものがあった。いいね100は頻繁。何百ということが続く。多くの人が変革を求めているのが分かる。それは政権に対する不満、権力者たちに踏みつけられている人たちからの叫びだ。
一部の特権階級の人たちが、立場を利用して肥えふとり自らの責務や責任を果たさず、時代劇の悪代官のように悪事の限りを尽くす。そんな連中に対して、人々の我慢は限界にきているのだ。それを壊してくれるかもしれない。そんな期待が集まる。それはあの政党が登場したということだけでなく、時代が変わろうとしているのではないか? だから、それに必要な人々が登場した。
時代が変わる時、
旧体制の巨大組織が崩壊していく。江戸時代末期に幕府が力をなくし、旗本たちは何の役にも立たず、地方の侍たちに追い詰められて行ったように。あるいはソ連が崩壊したように。今、権力を振り回して来た芸能界の大手事務所も同じように、その終焉を迎えようとしているのではないか?彼らは自分たちの利益のためなら平気で理不尽なことをする。圧力をかける。弱い者を踏みつける。なのに誰もそれを非難しない。暴露もしない。
だが、どんな強い組織で時代と共に終焉を迎える。政界でも、芸能界でもその終わりが始まったのではないか? それだけではない。日本という国が変わろうとしているのだ。参議院選を見ていても、これまで誰も批判できなかった公明党、創価学会という巨大組織を公然と批判する「れいわ」候補が現れ、多くが賛同している。そのことでテレビ局の偽善も暴かれた。
そんな体制寄りの組織がどこなのか?選挙選で明確になった。信頼は失墜し、やがてそれらも崩壊への道を歩むだろう。そんなタイミングで昨日の朝、NHKの「あさイチ」に久米宏が登場。NHKの民営化を訴えた。そう、あの局も百害あって一利なしの代表の一つだ。現代の大本営発表だ。
数日の間にいろんなカードが揃う。
共通するのは長年、君臨して来た巨大組織がもう害を撒き散らすだけになり、タブーだったそれらを批判する声が上がり始めたこと。時間はかかるだろうが、組織の終焉がスタートしたのだ。時代は変わろうとしている。