粗編集が終了。確認作業ー [2018]
沖縄の美味しいもの! [2018]
数年前。皆がよくやっているように、その日食べた料理の写真、Facebookによくアップしていた。が、いつの頃からか「野菜が足りません」「食生活が偏ってます」というコメントが繰り返しされるようになった。それも複数の「友達」から。
最初は健康を気遣ってくれてると思い、感謝していたが、次第にエスカレート。野菜サラダの写真を上げると
「緑黄色野菜が足りません」
「肉も食べましょう」
肉の写真を上げると
「野菜を食べましょう」
さらに野次馬のようなコメント。茶化したもの。何を上げても無い物ねだり。いい加減にしろー!と食事の写真のアップをやめた。もう、毎日、とにかく
「野菜!野菜!」
と書き込まれ、頭に来ていたので
「今後、野菜が足りませんと書き込んだ方は即、友達削除します」
とまで宣言した。それから3年、今は食事の写真は上げない。その手のコメントもなくなった。が、沖縄を伝える上で食事は欠かせない。
この沖縄通信も、ドキュメンタリー制作の過程を報告するだけでなく、沖縄を知るきっかけにしてほしいという意図もある。そこで今回は例外的に沖縄ならではの料理。その写真を上げる。まず、オリオン・ビールと海ぶどう。ソーキそば、88ステーキ、ゴーヤチャンプル。
沖縄の料理は本当に美味しい。何といっても地元の食材はベクレルフリーだ。安心して食べられる。って僕はもう50代なので、あまり影響ないが。食から入る沖縄もありだと思った。(追伸)「野菜が足りません」コメントはしないで下さいね!
近況報告ー2018年10月下旬 編集作業をしています。 [2018]
近況報告ー2018年10月下旬 編集作業をしています。
最近書いている記事ーーーー
①劇映画ー撮影時の記事(1年前の出来事)
②沖縄戦プロジェクト取材時のこと(2年前の出来事)
③ららぽーとで、上映の話(今、進行中のこと)
と、3つの記事を最近はFacebookにアップしている。時代が錯綜するので、僕が今何をしているか? 読んでいて分からなくなる人もいるようだ。
「原発のことを調べるなら**を読むと...」
というコメントを頂いていたりもする。「朝日」製作前(2012年ー6年前)にいろいろ取材していたが、今はしてない。個人的には関心を持ち続け勉強しているが、次なるプロエジェクトで忙殺されている。
劇映画の地元上映が終盤を迎えたので、その次回作がスタート。映画に専念するためにしばし休止していたで、ようやく本格的なスタートとなった。と書いても分かり辛いので近況を報告する。
このところ午前中は映画のネット宣伝。ブログや告知を発信。スチール写真を探し、加工したり(Facebookに上げる際は必ず、その行程を踏む。1枚の写真をアップするだけで1ー2時間かかることもある)地元では9週目の上映。大ロングランとなっている。
そして午後から「沖縄戦」の仕事。資料を読み、これまでに取材したものを整理。撮影素材を変換。そして粗編作業。結構大変で、朝起きてから深夜寝るまで作業している。NHKなら5−6人のプロジェクトチームがやる仕事を1人でこなしている。
ラスト舞台挨拶ツアー9月だったけ?が終わってから、ずーーーーーと、そんな日々で、あれから1ヶ月以上経つが全く人と会っていない。ずっと編集室に閉じこもり仕事。食事と買い物以外は外に出ない。
先日、久々に映画を観に行ったが、1人で見て帰るだけ。もう、長い間人と会話していない。ま、寂しいとかいうのではなく、編集の霊が降りて来ている段階なので、人と会わない方がいいというのもある。まだ、本格的な編集ではないが、粗編集をすることで、全体像が見えて来る。作業はまだまだ続く。
粗編集をスタート。 [2018]
バックアップを取ったので、ようやく粗編集をスタートする。
とりあえず、メインとなる6つのインタビューを並べる
それに付随する映像を付ける
2日がかりで、一応、並んだ。
インタビューは30分から1時間あるので、とりあえず頭から7分だけ
大切なのは、全体の流れを把握すること
うん。なかなか、いい感じ
現段階ではNHKのドキュメンタリーのようだが
細かなエピソードを入れて行くと、前前違うものになる予感
映像業の経験がない人にも見せねばならないので
分かりやすくする
各シーンの頭にテロップ
といって、シーン内にテロップを入れたり、音楽を入れると
経験がない人は、完成したものと誤解して見てしまうので
なるべく簡素なままにする。
本日はここまで」、明日はインタビュー内容を確認する。
。
ようやく、変換作業が終了。 [2018]
沖縄戦を知るには、太平洋戦争を知らねばならない? [2018]
沖縄戦を知るには、太平洋戦争を知らねばならない?
という訳で、いろいろ探して
このDVDが一番、分かりやすく解説してくれると
思え、見ている。
二日酔いで作業 [2018]
もう1台。HDがあるはずだ!? [2018]
取材記録を確認。書き出す。 [2018]
ようやくポスプロをスタート! [2018]
この章で現実の時間に追いつく。 [2018]
様々な角度から勉強。本質を見つめる。 [2018]
太平洋戦争を知る必要性を感じる [2018]
沖縄戦プロジェクト通信ー太平洋戦争を知る必要性を感じる
沖縄戦の勉強を続ける。大田元知事の本を読み、岡本喜八監督の映画「沖縄決戦」を観た。「ひめゆりの塔」も2本観た。ドキュメンタリーのDVDも見ている。そうして、少しずつ沖縄戦の流れ、全貌が分かって来る。
ただ、それと同時に新たなる疑問も次々に出て来る。なぜ、沖縄に派遣された32軍は大本営によって主要な部隊を他の戦闘にまわされてしまうのか? なぜ、米軍は沖縄から上陸してきたのか? そもそも、何のための戦争なのか? 大本営は何を考えていたのか?
ここしばらく沖縄の悲劇をいくつも見つめて来たが、その背景、そもそもの発端が分からないと単なるニュースと同じになってしまう。何が足りないのか? そう、沖縄戦だけでなく、太平洋戦争を見つめなければ全貌が見えて来ないのだ。
そこでまず、映画屋なもので、映画から入ってみる。日米戦争のスタートとなる真珠湾奇襲作戦。それを描いた映画「トラ、トラ、トラ」。そして日本映画「連合艦隊」ーこちらは真珠湾から、レイテ沖決戦、そして沖縄まで太平洋戦争の総集編のような構成だ。
実はこの2作。昔昔に観ている。が、今、もう一度見直すことで違った何かが見つかり、沖縄戦がより明確になってくるはずだ。
2本の映画「ひめゆりの塔」何が違うのか? [2018]
沖縄戦プロジェクト通信ー2本の「ひめゆりの塔」何が違うのか?
沖縄のことを全く知らなかった僕でも、この映画は知っていた。が、見たのは数年前。どうも戦争の映画を敬遠してしまうところがある。当時、見たのは今井正監督版。これは壮絶だった。そして今回、吉永小百合主演の方。舛田利雄監督版を見た。
どうも桝田監督は印象がよくないのは、僕が若い頃にアイドル主演の映画を何本も撮っていたことがあるだろう。「ハイティーンブギ」(たのきん)とか、どうも安易な青春もので、映画ファンがバカにするものが多かった。もともと石原裕次郎の映画を撮っていた人だし、アイドルといえば、そうかもしれない。
が、考えると桝田利雄は「トラトラトラ」の日本側監督でもある。深作欣二と共同。つまり、黒澤明が降りたあとに監督となった人だ。ネットで調べると「戦争映画には特にこだわりを持つ」とのもある。ところが、今回の「あゝ、ひめゆり塔」はあまり伝わるものがなかった。
内容は今井正版とほぼ同じ。違いは冒頭に「対馬丸撃沈事件」を持って来たこと。それはうまい構成だと思うのだが、ひめゆり部隊の悲しみが今井版ほど伝わって来ない。女優たちが綺麗に撮られていて、痛々しさが感じられない。演出というより思いが違うのではないか?
今井正監督が撮ったときは、まだ沖縄が返還されておらず、ロケは本土で行われた。「沖縄で撮りたい」という思いが返還後にリメイクという形となる。執念ともいうべき思いが、今井版の凄惨さにつながっているのではないか? 他にも理由があるかもしれないが、だとしたら、監督の「思い」作品を左右する大事な部分である。
(この映画を観たあと、沖縄のひめゆり祈念館にも行き、当時の関係者にもお話を伺いました)