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取材記録を確認。書き出す。 [2018]

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 映像の変換。何十時間もかかる。

 その間にプロジェクトのこれまでの展開と

 どんな素材があるか?の確認のために

 スケジュールを書き出す。

 iPadのスケジュール表から、沖縄取材の月日と内容を書き出す。

 映画と当時進行の時期もあるので、記憶が混じっているのを

 まずは整理。

 これまでに5回。内、下見1回。プライベート1回。取材が3回だ。

 書き出していくと、記憶が蘇る

 まずはそこからスタートだ。





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ようやくポスプロをスタート! [2018]

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 ようやく、先のプロジェクトの終わりが見えてきた。
 
 地元で大ヒット。ロングラン。

 海外の映画祭でも受賞したり、全国10カ所以上での映画館公開

 名古屋や大阪での舞台挨拶も実施。

 なんといっても恐怖のメイキングで時間を食った。

 2ヶ月近く、あの修復(?)作業に奪われたことは本当痛い。

 いいものを作るために時間をかけるのではなく、どうしようもないものを

 まともにするために2ヶ月もかけるのは本当に悲しい。

 でも、ようやく、こちらもスタート。

 まずは、素材の確認だ。本来は7月にスタートするはずが、もう10月だ。

 これまでに撮影した素材の確認。変換作業をスタートする。

 
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この章で現実の時間に追いつく。 [2018]

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劇映画の方は無事に完成。全国で公開。

地元でも映画館で公開され、大ヒットとなる。

しばらく、宣伝活動は続いたが、余裕が出来、沖縄戦プロジェクトを改めてスタート

この章で現実の時間に追いつく。

ここからはオンタイムで連載。



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様々な角度から勉強。本質を見つめる。 [2018]

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沖縄戦プロジェクト通信ー様々な角度から勉強。本質を見つめる。



沖縄戦の歴史だけでなく、太平洋戦争を見つめる。戦時中を知るだけではなく、現代の沖縄も見つめる。勉強が進むにつれて対象がどんどん広がっていく。映画、資料、記録映像、写真、ドキュメンタリー、漫画、いろんな分野からアプローチ。まず、自分の中で沖縄戦を把握する。

と準備している間に、「明日にかける橋」の制作がスタートすることになった。不器用なので2本同時進行はできない。沖縄の方はまだ予算が成立していないので、本格スタートまで時間がかかる。「明日」は夏を目指して撮影することが決まり、さまざまな準備が始まる。


しばし休止

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太平洋戦争を知る必要性を感じる [2018]

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沖縄戦プロジェクト通信ー太平洋戦争を知る必要性を感じる



沖縄戦の勉強を続ける。大田元知事の本を読み、岡本喜八監督の映画「沖縄決戦」を観た。「ひめゆりの塔」も2本観た。ドキュメンタリーのDVDも見ている。そうして、少しずつ沖縄戦の流れ、全貌が分かって来る。

ただ、それと同時に新たなる疑問も次々に出て来る。なぜ、沖縄に派遣された32軍は大本営によって主要な部隊を他の戦闘にまわされてしまうのか? なぜ、米軍は沖縄から上陸してきたのか? そもそも、何のための戦争なのか? 大本営は何を考えていたのか?

ここしばらく沖縄の悲劇をいくつも見つめて来たが、その背景、そもそもの発端が分からないと単なるニュースと同じになってしまう。何が足りないのか? そう、沖縄戦だけでなく、太平洋戦争を見つめなければ全貌が見えて来ないのだ。

そこでまず、映画屋なもので、映画から入ってみる。日米戦争のスタートとなる真珠湾奇襲作戦。それを描いた映画「トラ、トラ、トラ」。そして日本映画「連合艦隊」ーこちらは真珠湾から、レイテ沖決戦、そして沖縄まで太平洋戦争の総集編のような構成だ。

実はこの2作。昔昔に観ている。が、今、もう一度見直すことで違った何かが見つかり、沖縄戦がより明確になってくるはずだ。


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2本の映画「ひめゆりの塔」何が違うのか? [2018]

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沖縄戦プロジェクト通信ー2本の「ひめゆりの塔」何が違うのか?



沖縄のことを全く知らなかった僕でも、この映画は知っていた。が、見たのは数年前。どうも戦争の映画を敬遠してしまうところがある。当時、見たのは今井正監督版。これは壮絶だった。そして今回、吉永小百合主演の方。舛田利雄監督版を見た。

どうも桝田監督は印象がよくないのは、僕が若い頃にアイドル主演の映画を何本も撮っていたことがあるだろう。「ハイティーンブギ」(たのきん)とか、どうも安易な青春もので、映画ファンがバカにするものが多かった。もともと石原裕次郎の映画を撮っていた人だし、アイドルといえば、そうかもしれない。

が、考えると桝田利雄は「トラトラトラ」の日本側監督でもある。深作欣二と共同。つまり、黒澤明が降りたあとに監督となった人だ。ネットで調べると「戦争映画には特にこだわりを持つ」とのもある。ところが、今回の「あゝ、ひめゆり塔」はあまり伝わるものがなかった。

内容は今井正版とほぼ同じ。違いは冒頭に「対馬丸撃沈事件」を持って来たこと。それはうまい構成だと思うのだが、ひめゆり部隊の悲しみが今井版ほど伝わって来ない。女優たちが綺麗に撮られていて、痛々しさが感じられない。演出というより思いが違うのではないか?

今井正監督が撮ったときは、まだ沖縄が返還されておらず、ロケは本土で行われた。「沖縄で撮りたい」という思いが返還後にリメイクという形となる。執念ともいうべき思いが、今井版の凄惨さにつながっているのではないか? 他にも理由があるかもしれないが、だとしたら、監督の「思い」作品を左右する大事な部分である。

(この映画を観たあと、沖縄のひめゆり祈念館にも行き、当時の関係者にもお話を伺いました)


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どうすれば沖縄戦の悲しみをリアルに伝えられるのか? [2018]

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どうすれば沖縄戦の悲しみをリアルに伝えられるのか?

(2年ほど前のことを書いています)

沖縄戦の歴史。そして米軍がどこから上陸して、どこへ進撃したか? 等の動きを把握。その中でどんな戦いがあり、どのような戦闘となったか?勉強する。

これは事件の取材と同じ。犯人はどこから家に侵入して、どの部屋を通り、どこへ行き、犯行を行なったか? その際にどんな被害が出たか?を確認していく。それによって沖縄戦が把握でき、日米がどのような思いで交戦したか?も見えて来る。

衝突したポイント。いくつかは取材のときに訪れた。実際に行ってみないと、文章で読み、写真で見ただけでは実感できない。だが、現地を訪れても戦争から70年以上。当時の面影はほとんどなく、そこでも想像力を働かせ、当時の様子をイメージせねばならない。

立ち並ぶビル。舗装された道路。笑顔で行き交う観光客。そんな光景を撮影しただけでは、当時の悲しみを伝えることはできない。どうすれば、70年間の悲劇を現代に伝えられるのか?それが今回の仕事だ。どうすればいいのか?


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この写真に映るものは何だ? [2018]

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写真が小さいので見辛いと思うが、沖縄の空と町。嘉数公園の展望台から宜野湾市方面を観た風景だ。写真中央に広く開けた土地が見えるだろう。

普天間基地である。その滑走路に置かれた小さな粒のように見えるもの。それが噂のオスプレイである。同じショットで拡大したものが下の小さな写真。この町の上を毎日、オスプレイは飛行する。


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沖縄を知らずして、今の日本、そして未来の日本を語ることはできない!? [2018]

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沖縄を知らずして、今の日本、そして未来の日本を語ることはできない!?

沖縄の現在から勉強を始め、基地問題、日米地位協定。さらに大田元知事の書いた沖縄戦の本。いろいろ読みあさり感じることがある。僕は本当に何も沖縄のことを知らずに人生50年も生きて来たなあということ。

まさに「朝日のあたる家」製作時に原発と福島のことを勉強したときと同じ、あまりにも何も知らなかった自分を痛感している。「福島、気の毒」「沖縄大変」と多くの人は他人事のようにいうが、それが東京、そして日本とどれだけ繋がりがあるのか? 全く分かっていないだけなのだ。

そして、現在も続く、それら問題の全ての始まりが沖縄戦なのである。沖縄戦知らずして、今の日本を理解することはできない。それはつまり、未来のことも考えることができないということなのだ。これはますます重要な仕事であること。強く感じている。


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沖縄戦プロジェクト通信ー現代の沖縄を勉強。 [2018]

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沖縄戦プロジェクト通信ー現代の沖縄を勉強。

(この記事は1年以上前の話を書いています)

沖縄戦を知るために勉強すればするほど、知るべきことが広がって行く。その1つ。日米地位協定。先日「モーニングショー」の「そもそも総研」でも特集していたが、僕もつい最近まで全く知らなかった。そんな協定が戦後に日米で結ばれていたなんて.... 。

なぜ、危険なオスプレイが沖縄で町の上を飛び回るのか? から、なぜ、ロシアは北方領土を返還できないのか?まで、全て関連するのだ。さらに原発問題まで。ここで詳しくは語らないが、興味ある方は写真の本を読んで頂きたい。

さて、この頃はまだ「明日にかける橋」が本格スタートしていない時期。僕は不器用で2本同時進行はできない。なので、映画がスタートしたら、この企画はしばし休止となる。どちらも真剣勝負の仕事。倒れるまでがんばりたい!


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