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辺野古基地の真相=米軍のためではなくゼネコンのための工事? [沖縄の現実]

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辺野古基地の真相=米軍のためではないゼネコンのための工事?

「沖縄戦」取材時、沖縄戦を描くのに、沖縄戦だけ取材していけないと、基地問題の勉強も少しばかりした。実際に辺野古を訪れ、反対活動している人たちから報道されていない事実を聞き、驚愕した。

そもそも辺野古の新基地建設。 普天間基地の周りは住宅街。事故が多発して危険という声がアメリカ側から起こった。そこで代替え基地を安全な場所に作り、普天間を返してもらおうということだ。なるほど、それはいい考えだと思いそうになるが、裏があった。

沖縄マスコミは「新基地建設」というが、それ以外では「基地移転」という。そこから謎が解けてくる。まず、辺野古に基地が出来たからと米軍は辺野古を返す訳ではないという。そんな約束はないと、当時のライス公務長官は発言。日本政府が約束なしに、政府予算で代替え基地を建設しているだけなのだ。なぜ、そんなことをするのか? 

地元の人に言われた。「どこが新基地を作っているか?知ってますか?」考えたことがない。「私としたことが!」右京さんの台詞が思い出される。そこに答えがあったのだ。説明を聞いた。「今、工事を進めているのは大成建設です。他にも日本の大手ゼネコンがほとんど参入してます。これの意味。わかりますか?」

そこまで言われれば分かる。要は「アメリカ様の基地を作る。代替え基地だ。普天間の人たちの危険を減らすと言いながら、実は公共事業。莫大な工事費を使う。それは大手ゼネコンの儲けとなるのだ。要はアメリカという免罪符を使い、自民党がゼネコンを儲けさせるためのプロジェクトなのである。その人は続ける。

「工事業者を選定するとき、業者から見積もりを取るんです。政府の試算に一番近いところが仕事を請負います。そこでピタリ賞を出したのが大成建設です」もう、分かった。そこは当時の官房長官、現総理である菅の息子が働く会社なのだ。別の事情通に聞いた。

「大きな工事は政府側が事前に業者に試算額を教え、それに従った見積もりを出させる。ゼネコンの仕事は莫大な利益を出す。だから、情報をくれた政府関係者にそのパーセンテージを払う。そうやってどちらも大儲けするんだよ」

父が政府関係者。息子がゼネコン。その会社がピタリ賞。出来過ぎている。地元の人は続ける。「地盤がぬかるんでいて、工事が進まないというけど、最初から知ってたんじゃないかな? 工事が続けば予算も増える。ゼネコンが儲かる。政治家も儲かる。そんなことに沖縄を利用している。許せないですよ」昨年12月の沖縄タイムスはこう報じている。

「辺野古の新基地建設を巡り、政府が総工費を想定していた3500億円以上から、3倍近い9千億円程度で検討していることが24日、分かった」

しかし、東京にいると「これで普天間の人たち助かるなあ」「アメリカ軍の要望だから仕方ないことだし」「新基地でなく移転だし」と思ってしまう。ゼネコンや政治家が大儲けしているとは想像しない。そもそも、沖縄に関心がない。休暇で行く観光地としか考えない。その原因。何よりも、建設会社名を上げないマスコミの責任が重い。こうして沖縄の現実を多くの日本人は知ることができない。


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