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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想「証言者の証言から、当時の状況が鮮明に伝わる」(Kさん 女性) [沖縄戦ー感想]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想「証言者の証言から、当時の状況が鮮明に伝わる」(Kさん 女性)

イオンシネマ新潟西での「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」最終上映が終了しました。保育園では学童も含めて、トータルで25人がこの作品を観せていただきました。先に観た人がLINEで感想を伝えながら、仲間に呼びかけてくれたり、若い子育て中のパパ・ママが映画を観に行くために、子守をしてお留守番をして下さったおじいちゃん、おばあちゃんのご協力もありました。皆が、この映画を観ることが出来てよかったと言っていました。

初めてこの作品を見た時、これまでに受けたことのない印象を受けました。全体に内容が分かりやすいこと。アメリカ軍記録の映像資料がふんだんに使用されていること。証言者の証言から、当時の状況が鮮明に伝わり、私たちは想像力によってそれを追体験したこと。

真珠湾攻撃から沖縄戦に至るまでの経緯が分かり、当時の沖縄が、本土決戦に備えた時間稼ぎにされていたこと。ガマに避難した住民が、集団自決した背景に、皇国史観に基づいて制定された「教育勅語」による軍国主義教育があったこと。

しかし、同じ状況にあっても、自決せずに生き残った人がいたこと。対馬丸に乗るときも、アメリカ兵が上陸したときも、沖縄の子どもたち、住民たちは、悲惨な結果を予期していなかったこと。家族や地域の人たちが、限界状況の中で刻まれた悲しみの記憶を、戦後もずっと、人知れず背負って生きてきたこと。

そして、映画の最後に、宝田さんのナレーションで語られた問いかけ。生き残り、捕虜として収容された子どもたち、大人たちの笑顔。私たちは、なぜ戦わなくてはいけなかったのか、なぜ共に生きることが出来なかったのか、それを問い続けたい。遠い昔のこと、海の向こうの島のこと、自分に関係ないこと、他人事としていては、明日は我が身となるのではないだろうか。

この作品について、後に太田監督の劇場挨拶など動画を見て、制作の経緯や、アメリカ軍の記録映像の入手について知った。1フィート運動は、聞いたことがあったが、このように活用され本当によかった。具体的な、場面では、地面に砲弾が撃ち込まれた痕が残った写真、雨霰のように満遍なく降り注がれた大地の窪みを見て、沖縄の住民一人当たりの砲弾数が理解できました。

それと、戦死した兵士が置き去りにされ、ハエが黒胡麻を撒いたように群がっている姿。すぐに死ななくとも、傷病者にはウジがわき、そのウジが鼻や耳に入ると、気が狂ったように苦しむと書いてあった記録を読んだことがあった。日本人も、アメリカ兵も、沖縄戦で多くの犠牲者が、ウジに苦しめられながら無残な死に至ったことを思わずにはいられない。

この作品は、私たちが知っておきたい、忘れてはいけない、大切なことを伝えてくれた。もっと、多くの人に観てもらいたかったが、お知らせ出来なかった。ただ、公開され、自分とその身近な者だけであっても、この映画を観ることが出来て、共有できたことは、本当に有難く、心から感謝している。太田監督を始め、制作に関わった全ての方々にお礼を申し上げます。


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